2010年1月

「無常の時代に住むための信仰:祈り」ウイリアム・モーア2010.1.31

聖書:フィリピの信徒への手紙4章

6:どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。

  7:そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。

 

【シートベルト・サイン】

飛行機に乗ると、シートベルト・サインのライトがつくと、大抵三つの意味が含まれています。それはもうすぐ離陸するか、着陸に入るか、それとも激しい揺れが間もなく来ると言う事です。離陸と着陸の事は十分予想出来ますので大した事ではありません。しかし、シートベルト・サインのライトが飛行中輝くと少し心配になります。

 

と言うのは、もうすぐやって来る事はちょっとした揺れか、激しい激動のような揺れかが予測つかないからです。

2010年01月31日 | カテゴリー: フィリピの信徒への手紙

「神の声を聞く」ウイリアム・モーア 2010.1.24

聖書:ヨハネによる福音書10章1−6

1:「はっきり言っておく。羊の囲いに入るのに、門を通らないでほかの所を乗り越えて来る者は、盗人であり、強盗である。2:門から入る者が羊飼いである。3:門番は羊飼いには門を開き、羊はその声を聞き分ける。羊飼いは自    分の羊の名を呼んで連れ出す。4:自分の羊をすべて連れ出すと、先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、ついて行く。5:しかし、ほかの者には決してついて行かず、逃げ去る。ほかの者たちの声を知らないからである。」6:イエスは、このたとえをファリサイ派の人々に話されたが、彼らはその話が何のことか分からなかった。

 

【さまざまな呼び掛ける声】

考えて見ますと、私達の周りには呼び掛ける声が沢山あります。家族の者、職場の同僚、友人の声も絶えず聞こえて来ます。そして、私達にその声の影響力はものすごく強いのです。例えば、人から励ましの言葉を聞くと、一日中気分が良くて力が出ます。その反面、愛のない厳しい批判を受けると、気持ちが落ち込み、悲しくなります。また、周りの者から良きアドバイスを聞く事が出来ますが、ある時は、そのアドバイスが私達を惑わしてしまいます。

2010年01月24日 | カテゴリー: ヨハネによる福音書

「わたしの心は喜び、魂は踊ります」ウイリアム・モーア2010.1.17

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詩編16篇1−111:【ミクタム。ダビデの詩。】神よ、守ってください/あなたを避けどころとするわたしを。
  2:
主に申します。「あなたはわたしの主。あなたのほかにわたしの幸いはありません。」
  3:
この地の聖なる人々/わたしの愛する尊い人々に申します。
  4:
「ほかの神の後を追う者には苦しみが加わる。わたしは血を注ぐ彼らの祭りを行わず/彼らの神の名を唇に上らせません。」
  5:
主はわたしに与えられた分、わたしの杯。主はわたしの運命を支える方。
  6:
測り縄は麗しい地を示し/わたしは輝かしい嗣業を受けました。
  7:
わたしは主をたたえます。主はわたしの思いを励まし/わたしの心を夜ごと諭してくださいます。
  8:
わたしは絶えず主に相対しています。主は右にいまし/わたしは揺らぐことがありません。
  9:
わたしの心は喜び、魂は躍ります。からだは安心して憩います。
 10:
あなたはわたしの魂を陰府に渡すことなく/あなたの慈しみに生きる者に墓穴を見させず 11:命の道を教えてくださいます。わたしは御顔を仰いで満ち足り、喜び祝い/右の御手から永遠の喜びをいただきます。

 

【ハドソン・テーラー宣教師】

英国人であるハドソン・テーラー先生は19世紀の代表的中国への宣教師でした。テーラー宣教師は51年間の中国への伝道に渡って、幅広い働きに携わって来ました。テーラー先生が創始された内陸中国宣教団は800人以上の宣教師を中国へ送りました。そして、その宣教団が300の伝道所と教会を開拓し、その他に学校を230校創立し、そしてその影響で18,000人の中国人が主イエスを受け入れ信者になりました。

 


2010年01月17日 | カテゴリー: 詩篇

「幸せな日々を過ごしたい人」ウイリアム・モ-ア2010.1.10

モーア宣教師,2010.1.10


 

聖書:ペトロの手紙一3章10−12

10:「命を愛し、/幸せな日々を過ごしたい人は、/舌を制して、悪を言わず、/唇を閉じて、偽りを語らず、11:悪から遠ざかり、善を行い、/平和を願って、これを追い求めよ。12:主の目は正しい者に注がれ、/主の耳は彼らの祈りに傾けられる。主の顔は悪事を働く者に対して向けられる。」

 

【米国教会訪問中の出来事】

去年アメリカにいる間、家内と私は、私達が属しているアメリカ合衆国長老教会という宗派の多くの教会と中会を訪問しました。秋には本部の世界宣教部によって私達は太平洋側の北西部へ約一ヵ月間行かされました。ワシントン州、アイダホ州、オレゴン州、そして最後には北部のカリフォルニア州に行きました。それぞれの地域にある幾つかの中会が私達のスケジュールをたてて、私達は空港に着くと、全ては教会の方々に任せていたのです。

 

2010年01月10日 | カテゴリー: 新約聖書

「良い始まり」 ウイリアム・モーア 2010.1.3

モーア宣教師,2010.1.10

ルカによる福音書2章21−40

21:八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。

◆神殿で献げられる

 22:さて、モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。23:それは主の律法に、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからである。24:また、主の律法に言われているとおりに、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。25:そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。26:そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。27:シメオンが"霊"に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。28:シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。

 29:「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり/この僕を安らかに去らせてくださいます。30:わたしはこの目であなたの救いを見たからです。31:これは万民のために整えてくださった救いで、32:異邦人を照らす啓示の光、/あなたの民イスラエルの誉れです。」

 33:父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。34:シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。「御覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、また、反対を受けるしるしとして定められています。35:――あなた自身も剣で心を刺し貫かれます――多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」

 36:また、アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、37:夫に死に別れ、八十四歳になっていた。彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが、38:そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。

◆ナザレに帰る

 39:親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。40:幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。

 

【神殿で献げられるイエス】

先ほど読ませて頂いた個所はクリスマス物語のなかで割合に知られていない個所だと思います。馬小屋でお生まれになったイエス・キリストの事と羊飼い達と占星術の学者達の訪問などはクリスマスの時に私達にはよく知られているストーリです。しかし、そのすぐ後の出来事はあんまり強調されていないようですね。先週は聖家族のエジプトへの避難の事を学びました。今日の個所の出来事は主イエスの御降誕とエジプト避難の間に起りました。

2010年01月03日 | カテゴリー: ルカによる福音書 , 新約聖書