サムエル記上

盾となる神のお守り ウイリアム・モーア宣教師

詩編5篇1−13
 1:

【指揮者によって。笛に合わせて。賛歌。ダビデの詩。】   2:主よ、わたしの言葉に耳を傾け/つぶやきを聞き分けてください。3:わたしの王、わたしの神よ/助けを求めて叫ぶ声を聞いてください。 あなたに向かって祈ります。   4:主よ、朝ごとに、わたしの声を聞いてください。朝ごとに、わたしは御前に訴え出て/あなたを仰ぎ望みます。5:あなたは、決して/逆らう者を喜ぶ神ではありません。悪人は御もとに宿ることを許されず6:誇り高い者は御目に向かって立つことができず/悪を行う者はすべて憎まれます。   7:主よ、あなたは偽って語る者を滅ぼし/流血の罪を犯す者、欺く者をいとわれます。   8:しかしわたしは、深い慈しみをいただいて/あなたの家に入り、聖なる宮に向かってひれ伏し/あなたを畏れ敬います。   9:主よ、恵みの御業のうちにわたしを導き/まっすぐにあなたの道を歩ませてください。わたしを陥れようとする者がいます。10:彼らの口は正しいことを語らず、舌は滑らかで/喉は開いた墓、腹は滅びの淵。11:神よ、彼らを罪に定め/そのたくらみのゆえに打ち倒してください。彼らは背きに背きを重ねる反逆の者。彼らを追い落としてください。  12:あなたを避けどころとする者は皆、喜び祝い/とこしえに喜び歌います。御名を愛する者はあなたに守られ/あなたによって喜び誇ります。13:主よ、あなたは従う人を祝福し/御旨のままに、盾となってお守りくださいます。

 
【讃美の歌】
今日は私達の詩編の学びを続けたいと思います。月一回、順に詩編の教えを受けて来ました。そして、今日は詩編第5編になります。覚えていらっしゃると思いますが、「詩編」と訳されたヘブライ語の単語の意味は「讃美」あるいは、「讃美の歌」です。ですから、信仰において私達の先祖は個人と集団の礼拝に詩編を歌いました。私達が讃美歌を歌うように、彼等は詩編を歌ったのです。実は、私達が歌う多くの讃美歌は詩編の歌詞に基づいています。例えば、先程歌いました讃美歌88番は詩編90編の影響を受けました。
 
【慰められ、喜ぶ事】
聖書の全ての書の中で詩編は特別な役割があります。特に、傷つけられた時、落胆の時、又、危機に陥っている時、詩編を読むと、魂が生き返られ、悲しみの中にいても、慰められ、喜ぶ事が出来ます。
 
【ダビデの詩】
今日の御言葉の一節によりますと、詩編第5編はイスラエルの王ダビデの詩です。ダビデは自分の生涯に色んな事を経験し、良い時があれば難しい時も沢山ありました。彼はもちろん正しい行いもすれば、罪も結構犯してしまいました。しかし、ダビデはその全てにおいて、神との関係を何よりも大事にし、常に主の御前に生きたのです。神御自身が彼を「御心に適う人」と呼んだのです。(サムエル記上13:14)

2008年02月10日 | カテゴリー: サムエル記上 , 旧約聖書 , 詩篇

嵐の中にも神の平安と喜び ウイリアム・モーア宣教師

詩編4篇1−9:

【指揮者によって。伴奏付き。賛歌。ダビデの詩。】 2:呼び求めるわたしに答えてください/わたしの正しさを認めてくださる神よ。苦難から解き放ってください/憐れんで、祈りを聞いてください。3:人の子らよ/いつまでわたしの名誉を辱めにさらすのか/むなしさを愛し、偽りを求めるのか。〔セラ   4:主の慈しみに生きる人を主は見分けて/呼び求める声を聞いてくださると知れ。5:おののいて罪を離れよ。横たわるときも自らの心と語り/そして沈黙に入れ。〔セラ   6:ふさわしい献げ物をささげて、主に依り頼め。   7:恵みを示す者があろうかと、多くの人は問います。主よ、わたしたちに御顔の光を向けてください。8:人々は麦とぶどうを豊かに取り入れて喜びます。それにもまさる喜    びを/わたしの心にお与えください。9:平和のうちに身を横たえ、わたしは眠ります。主よ、あなただけが、確かに/わたしをここに住まわせてくださるのです。  


【苦悩の叫び】
「呼び求めるわたしに答えてください」とダビデ王は今日の詩編で神に祈願をこめました。「呼び求めるわたしに答えてください。」私達はその同じようなお祈りを聞いた事がありますか。あるいは、自分自身の口からそのようなお祈りを心から捧げた事がありますか。多分、私達一人も残らず、いつかその同じような祈りを神に捧げた事があるのではないでしょうか。そして、恐らくある難しい時期、毎日のように、「呼び求めるわたしに答えてください」と祈願した事があるに違いありません。
 
【ダビデ王の苦悩、その原因と結果】
詩編第4編を書いた人物ダビデ王はその祈りを何回も捧げた事がありました。ダビデはイスラエルの王として力がありましたけれども、それと同時に、敵も試練も誘惑も結構あったのです。今日与えられた詩編の背景が記されていないんですが、先月学んだ詩編第3編と同じ状態で書かれていると思われています。ダビデはイスラエル軍の幹部であるウリヤの妻バド•シェバを無理に自分の妻として取ってしまいました。そして、その罪を揉み消す為、もっと酷い罪を犯してしまいました。ダビデ王はわざわざバド•シェバの夫ウリヤを戦場の最も危険な所へ行かせて、結局彼の死を起こしました。その事件のずっと後の事ですが、アムノンと言うダビデの息子が自分の異母姉妹タマルに惚れて彼女に対して暴行を起こしてしまいました。それからタマルの同父母の兄弟アブサロムがその暴行を聞いて、アムノンに復讐する機会を狙(ねら)って、彼を殺してしまいました。しかし、ダビデ王はアブサロムの罪をちゃんと扱いませんでした。息子を罰する為にただ彼を都エルサレムから追放したのです。その軽い罰の理由は、ダビデ王も同じ殺人罪を犯した事があったからです。結局、その為、ダビデが道徳的権威を失ってしまいました。

2008年01月13日 | カテゴリー: サムエル記上 , マタイによる福音書 , 新約聖書 , 旧約聖書 , 詩篇