新約聖書「ルカによる福音書」に関する礼拝説教 70件

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新約聖書「ルカによる福音書」に関する礼拝説教 70件

日本聖書協会『聖書 新共同訳』 に関する礼拝説教を公開しています。タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

ルカによる福音書01章05節~10節 1:5 ユダヤの王ヘロデの世に、アビヤの組の祭司で名をザカリヤという者がいた。その妻はアロン家の娘のひとりで、名をエリサベツといった。 1:6 ふたりとも神のみまえに正しい人であって、主の戒めと定めとを、みな落度なく行っていた。 1:7 ところが、エリサベツは不妊の女であったため、彼らには子がなく、そしてふたりともすでに年老いていた。 1:8 さてザカリヤは、その組が当番になり神のみまえに祭司の務をしていたとき、 1:9 祭司職の慣例に従ってくじを引いたところ、主の聖所にはいって香をたくことになった。 1:10 香をたいている間、多くの民衆はみな外で祈っていた。

老いた二人から始まる物語 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書01章11節~17節 1:11 すると、主の天使が現れ、香壇の右に立った。 1:12 ザカリアはそれを見て不安になり、恐怖の念に襲われた。 1:13 天使は言った。「恐れることはない。ザカリア、あなたの願いは聞き入れられた。あなたの妻エリサベトは男の子を産む。その子をヨハネと名付けなさい。 1:14 その子はあなたにとって喜びとなり、楽しみとなる。多くの人もその誕生を喜ぶ。 1:15 彼は主の御前に偉大な人になり、ぶどう酒や強い酒を飲まず、既に母の胎にいるときから聖霊に満たされていて、 1:16 イスラエルの多くの子らをその神である主のもとに立ち帰らせる。 1:17 彼はエリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に正しい人の分別を持たせて、準備のできた民を主のために用意する。」

主イエスのために用意する 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書01章18節~25節 1:18 するとザカリヤは御使に言った、「どうしてそんな事が、わたしにわかるでしょうか。わたしは老人ですし、妻も年をとっています」。 1:19 御使が答えて言った、「わたしは神のみまえに立つガブリエルであって、この喜ばしい知らせをあなたに語り伝えるために、つかわされたものである。 1:20 時が来れば成就するわたしの言葉を信じなかったから、あなたは口がきけなくなり、この事の起る日まで、ものが言えなくなる」。 1:21 民衆はザカリヤを待っていたので、彼が聖所内で暇どっているのを不思議に思っていた。 1:22 ついに彼は出てきたが、物が言えなかったので、人々は彼が聖所内でまぼろしを見たのだと悟った。彼は彼らに合図をするだけで、引きつづき、口がきけないままでいた。 1:23 それから務の期日が終ったので、家に帰った。 1:24 そののち、妻エリサベツはみごもり、五か月のあいだ引きこもっていたが、 1:25 「主は、今わたしを心にかけてくださって、人々の間からわたしの恥を取り除くために、こうしてくださいました」と言った。

時が来れば実現する神の言葉 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書01章26節~33節 1:26 六か月目に、御使ガブリエルが、神からつかわされて、ナザレというガリラヤの町の一処女のもとにきた。 1:27 この処女はダビデ家の出であるヨセフという人のいいなづけになっていて、名をマリヤといった。 1:28 御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。 1:29 この言葉にマリヤはひどく胸騒ぎがして、このあいさつはなんの事であろうかと、思いめぐらしていた。 1:30 すると御使が言った、「恐れるな、マリヤよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。 1:31 見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。 1:32 彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。そして、主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになり、 1:33 彼はとこしえにヤコブの家を支配し、その支配は限りなく続くでしょう」。

その子をイエスと名付けなさい 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書01章34節~38節 1:34 そこでマリヤは御使に言った、「どうして、そんな事があり得ましょうか。わたしにはまだ夫がありませんのに」。 1:35 御使が答えて言った、「聖霊があなたに臨み、いと高き者の力があなたをおおうでしょう。それゆえに、生れ出る子は聖なるものであり、神の子と、となえられるでしょう。 1:36 あなたの親族エリサベツも老年ながら子を宿しています。不妊の女といわれていたのに、はや六か月になっています。 1:37 神には、なんでもできないことはありません」。 1:38 そこでマリヤが言った、「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように」。そして御使は彼女から離れて行った。

神の言葉の成就を願う 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書01章39節~45節 1:39 そのころ、マリヤは立って、大急ぎで山里へむかいユダの町に行き、 1:40 ザカリヤの家にはいってエリサベツにあいさつした。 1:41 エリサベツがマリヤのあいさつを聞いたとき、その子が胎内でおどった。エリサベツは聖霊に満たされ、 1:42 声高く叫んで言った、「あなたは女の中で祝福されたかた、あなたの胎の実も祝福されています。 1:43 主の母上がわたしのところにきてくださるとは、なんという光栄でしょう。 1:44 ごらんなさい。あなたのあいさつの声がわたしの耳にはいったとき、子供が胎内で喜びおどりました。 1:45 主のお語りになったことが必ず成就すると信じた女は、なんとさいわいなことでしょう」。

恵みに向かって出かける 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書01章46節~50節 1:46 するとマリヤは言った、「わたしの魂は主をあがめ、 1:47 わたしの霊は救主なる神をたたえます。 1:48 この卑しい女をさえ、心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、 1:49 力あるかたが、わたしに大きな事をしてくださったからです。そのみ名はきよく、 1:50 そのあわれみは、代々限りなく/主をかしこみ恐れる者に及びます。

救い主である神を喜ぶ 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書01章51節~56節 1:51 主はみ腕をもって力をふるい、心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、 1:52 権力ある者を王座から引きおろし、卑しい者を引き上げ、 1:53 飢えている者を良いもので飽かせ、富んでいる者を空腹のまま帰らせなさいます。 1:54 主は、あわれみをお忘れにならず、その僕イスラエルを助けてくださいました、 1:55 わたしたちの父祖アブラハムとその子孫とを/とこしえにあわれむと約束なさったとおりに」。 1:56 マリヤは、エリサベツのところに三か月ほど滞在してから、家に帰った。

主は憐れみをお忘れにならない 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書01章57節~66節 1:57 さてエリサベツは月が満ちて、男の子を産んだ。 1:58 近所の人々や親族は、主が大きなあわれみを彼女におかけになったことを聞いて、共どもに喜んだ。 1:59 八日目になったので、幼な子に割礼をするために人々がきて、父の名にちなんでザカリヤという名にしようとした。 1:60 ところが、母親は、「いいえ、ヨハネという名にしなくてはいけません」と言った。 1:61 人々は、「あなたの親族の中には、そういう名のついた者は、ひとりもいません」と彼女に言った。 1:62 そして父親に、どんな名にしたいのですかと、合図で尋ねた。 1:63 ザカリヤは書板を持ってこさせて、それに「その名はヨハネ」と書いたので、みんなの者は不思議に思った。 1:64 すると、立ちどころにザカリヤの口が開けて舌がゆるみ、語り出して神をほめたたえた。 1:65 近所の人々はみな恐れをいだき、またユダヤの山里の至るところに、これらの事がことごとく語り伝えられたので、 1:66 聞く者たちは皆それを心に留めて、「この子は、いったい、どんな者になるだろう」と語り合った。主のみ手が彼と共にあった。

主の力を心に留めよ 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書01章67節~75節 1:67 父ザカリヤは聖霊に満たされ、預言して言った、 1:68 「主なるイスラエルの神は、ほむべきかな。神はその民を顧みてこれをあがない、 1:69 わたしたちのために救の角を/僕ダビデの家にお立てになった。 1:70 古くから、聖なる預言者たちの口によってお語りになったように、 1:71 わたしたちを敵から、またすべてわたしたちを憎む者の手から、救い出すためである。 1:72 こうして、神はわたしたちの父祖たちにあわれみをかけ、その聖なる契約、 1:73 すなわち、父祖アブラハムにお立てになった誓いをおぼえて、 1:74 わたしたちを敵の手から救い出し、 1:75 生きている限り、きよく正しく、みまえに恐れなく仕えさせてくださるのである。

救われて主に仕える 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書01章76節~80節 1:76 幼な子よ、あなたは、いと高き者の預言者と呼ばれるであろう。主のみまえに先立って行き、その道を備え、 1:77 罪のゆるしによる救を/その民に知らせるのであるから。 1:78 これはわたしたちの神のあわれみ深いみこころによる。また、そのあわれみによって、日の光が上からわたしたちに臨み、 1:79 暗黒と死の陰とに住む者を照し、わたしたちの足を平和の道へ導くであろう」。 1:80 幼な子は成長し、その霊も強くなり、そしてイスラエルに現れる日まで、荒野にいた。

平和へと導く憐れみの光 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書02章01節~07節 2:1 そのころ、全世界の人口調査をせよとの勅令が、皇帝アウグストから出た。 2:2 これは、クレニオがシリヤの総督であった時に行われた最初の人口調査であった。 2:3 人々はみな登録をするために、それぞれ自分の町へ帰って行った。 2:4 ヨセフもダビデの家系であり、またその血統であったので、ガリラヤの町ナザレを出て、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。 2:5 それは、すでに身重になっていたいいなづけの妻マリヤと共に、登録をするためであった。 2:6 ところが、彼らがベツレヘムに滞在している間に、マリヤは月が満ちて、 2:7 初子を産み、布にくるんで、飼葉おけの中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。

時を満たされる神 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書02章01節~07節 イエスの誕生 2:1 そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。 2:2 これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。 2:3 人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。 2:4 ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。 2:5 身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。 2:6 ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、 2:7 初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。

イエスの誕生 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書02章08節~20節 2:8 その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。 2:9 すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。 2:10 天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。 2:11 今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。 2:12 あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」 2:13 すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。 2:14 「いと高きところには栄光、神にあれ、/地には平和、御心に適う人にあれ。」 2:15 天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。 2:16 そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。 2:17 その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。 2:18 聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。 2:19 しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。 2:20 羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

神は今日、救い主の訪れをあなたに告げる 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書02章21節~24節 2:21 八日が過ぎ、割礼をほどこす時となったので、受胎のまえに御使が告げたとおり、幼な子をイエスと名づけた。 2:22 それから、モーセの律法による彼らのきよめの期間が過ぎたとき、両親は幼な子を連れてエルサレムへ上った。 2:23 それは主の律法に「母の胎を初めて開く男の子はみな、主に聖別された者と、となえられねばならない」と書いてあるとおり、幼な子を主にささげるためであり、 2:24 また同じ主の律法に、「山ばと一つがい、または、家ばとのひな二羽」と定めてあるのに従って、犠牲をささげるためであった。

主の律法に身を委ねるイエス 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書02章25節~32節 2:25 その時、エルサレムにシメオンという名の人がいた。この人は正しい信仰深い人で、イスラエルの慰められるのを待ち望んでいた。また聖霊が彼に宿っていた。 2:26 そして主のつかわす救主に会うまでは死ぬことはないと、聖霊の示しを受けていた。 2:27 この人が御霊に感じて宮にはいった。すると律法に定めてあることを行うため、両親もその子イエスを連れてはいってきたので、 2:28 シメオンは幼な子を腕に抱き、神をほめたたえて言った、 2:29 「主よ、今こそ、あなたはみ言葉のとおりに/この僕を安らかに去らせてくださいます、 2:30 わたしの目が今あなたの救を見たのですから。 2:31 この救はあなたが万民のまえにお備えになったもので、 2:32 異邦人を照す啓示の光、み民イスラエルの栄光であります」。

主よ今こそお言葉通り 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書02章33節~39節 2:33 父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。 2:34 シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。「御覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、また、反対を受けるしるしとして定められています。 2:35 ――あなた自身も剣で心を刺し貫かれます――多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」 2:36 また、アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、 2:37 夫に死に別れ、八十四歳になっていた。彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが、 2:38 そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。 ナザレに帰る 2:39 親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。

しるしとして定められた御子イエス 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書02章40節~52節 2:40 幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。 神殿での少年イエス 2:41 さて、両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。 2:42 イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。 2:43 祭りの期間が終わって帰路についたとき、少年イエスはエルサレムに残っておられたが、両親はそれに気づかなかった。 2:44 イエスが道連れの中にいるものと思い、一日分の道のりを行ってしまい、それから、親類や知人の間を捜し回ったが、 2:45 見つからなかったので、捜しながらエルサレムに引き返した。 2:46 三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。 2:47 聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。 2:48 両親はイエスを見て驚き、母が言った。「なぜこんなことをしてくれたのです。御覧なさい。お父さんもわたしも心配して捜していたのです。」 2:49 すると、イエスは言われた。「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」 2:50 しかし、両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった。 2:51 それから、イエスは一緒に下って行き、ナザレに帰り、両親に仕えてお暮らしになった。母はこれらのことをすべて心に納めていた。 2:52 イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。

少年イエスの成長 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書03章01節~06節 3:1 皇帝ティベリウスの治世の第十五年、ポンティオ・ピラトがユダヤの総督、ヘロデがガリラヤの領主、その兄弟フィリポがイトラヤとトラコン地方の領主、リサニアがアビレネの領主、 3:2 アンナスとカイアファとが大祭司であったとき、神の言葉が荒れ野でザカリアの子ヨハネに降った。 3:3 そこで、ヨハネはヨルダン川沿いの地方一帯に行って、罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。 3:4 これは、預言者イザヤの書に書いてあるとおりである。「荒れ野で叫ぶ者の声がする。『主の道を整え、/その道筋をまっすぐにせよ。 3:5 谷はすべて埋められ、/山と丘はみな低くされる。曲がった道はまっすぐに、/でこぼこの道は平らになり、 3:6 人は皆、神の救いを仰ぎ見る。』」

荒野で降る神の言葉 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書03章07節~14節 3:7 そこでヨハネは、洗礼を授けてもらおうとして出て来た群衆に言った。「蝮の子らよ、差し迫った神の怒りを免れると、だれが教えたのか。 3:8 悔い改めにふさわしい実を結べ。『我々の父はアブラハムだ』などという考えを起こすな。言っておくが、神はこんな石ころからでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。 3:9 斧は既に木の根元に置かれている。良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる。」 3:10 そこで群衆は、「では、わたしたちはどうすればよいのですか」と尋ねた。 3:11 ヨハネは、「下着を二枚持っている者は、一枚も持たない者に分けてやれ。食べ物を持っている者も同じようにせよ」と答えた。 3:12 徴税人も洗礼を受けるために来て、「先生、わたしたちはどうすればよいのですか」と言った。 3:13 ヨハネは、「規定以上のものは取り立てるな」と言った。 3:14 兵士も、「このわたしたちはどうすればよいのですか」と尋ねた。ヨハネは、「だれからも金をゆすり取ったり、だまし取ったりするな。自分の給料で満足せよ」と言った。

だれが教えたのか 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書03章15節~20節 3:15 民衆は救主を待ち望んでいたので、みな心の中でヨハネのことを、もしかしたらこの人がそれではなかろうかと考えていた。 3:16 そこでヨハネはみんなの者にむかって言った、「わたしは水でおまえたちにバプテスマを授けるが、わたしよりも力のあるかたが、おいでになる。わたしには、そのくつのひもを解く値うちもない。このかたは、聖霊と火とによっておまえたちにバプテスマをお授けになるであろう。 3:17 また、箕を手に持って、打ち場の麦をふるい分け、麦は倉に納め、からは消えない火で焼き捨てるであろう」。 3:18 こうしてヨハネはほかにもなお、さまざまの勧めをして、民衆に教を説いた。 3:19 ところで領主ヘロデは、兄弟の妻ヘロデヤのことで、また自分がしたあらゆる悪事について、ヨハネから非難されていたので、 3:20 彼を獄に閉じ込めて、いろいろな悪事の上に、もう一つこの悪事を重ねた。

わたしよりも優れた方がおられる 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書3章章21節~38節 3:21 民衆が皆洗礼を受け、イエスも洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、 3:22 聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。 イエスの系図 3:23 イエスが宣教を始められたときはおよそ三十歳であった。イエスはヨセフの子と思われていた。ヨセフはエリの子、それからさかのぼると、 3:24 マタト、レビ、メルキ、ヤナイ、ヨセフ、 3:25 マタティア、アモス、ナウム、エスリ、ナガイ、 3:26 マハト、マタティア、セメイン、ヨセク、ヨダ、 3:27 ヨハナン、レサ、ゼルバベル、シャルティエル、ネリ、 3:28 メルキ、アディ、コサム、エルマダム、エル、 3:29 ヨシュア、エリエゼル、ヨリム、マタト、レビ、 3:30 シメオン、ユダ、ヨセフ、ヨナム、エリアキム、 3:31 メレア、メンナ、マタタ、ナタン、ダビデ、 3:32 エッサイ、オベド、ボアズ、サラ、ナフション、 3:33 アミナダブ、アドミン、アルニ、ヘツロン、ペレツ、ユダ、 3:34 ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、 3:35 セルグ、レウ、ペレグ、エベル、シェラ、 3:36 カイナム、アルパクシャド、セム、ノア、レメク、 3:37 メトシェラ、エノク、イエレド、マハラルエル、ケナン、 3:38 エノシュ、セト、アダム。そして神に至る。

イエスが宣教を始められたとき 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書04章01節~13節 誘惑を受ける 4:1 さて、イエスは聖霊に満ちて、ヨルダン川からお帰りになった。そして、荒れ野の中を“霊”によって引き回され、 4:2 四十日間、悪魔から誘惑を受けられた。その間、何も食べず、その期間が終わると空腹を覚えられた。 4:3 そこで、悪魔はイエスに言った。「神の子なら、この石にパンになるように命じたらどうだ。」 4:4 イエスは、「『人はパンだけで生きるものではない』と書いてある」とお答えになった。 4:5 更に、悪魔はイエスを高く引き上げ、一瞬のうちに世界のすべての国々を見せた。 4:6 そして悪魔は言った。「この国々の一切の権力と繁栄とを与えよう。それはわたしに任されていて、これと思う人に与えることができるからだ。 4:7 だから、もしわたしを拝むなら、みんなあなたのものになる。」 4:8 イエスはお答えになった。「『あなたの神である主を拝み、/ただ主に仕えよ』/と書いてある。」 4:9 そこで、悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて言った。「神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ。 4:10 というのは、こう書いてあるからだ。『神はあなたのために天使たちに命じて、/あなたをしっかり守らせる。』 4:11 また、/『あなたの足が石に打ち当たることのないように、/天使たちは手であなたを支える。』」 4:12 イエスは、「『あなたの神である主を試してはならない』と言われている」とお答えになった。 4:13 悪魔はあらゆる誘惑を終えて、時が来るまでイエスを離れた。

誘惑を受けるイエス 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書04章23節~30節 4:23 イエスは言われた。「きっと、あなたがたは、『医者よ、自分自身を治せ』ということわざを引いて、『カファルナウムでいろいろなことをしたと聞いたが、郷里のここでもしてくれ』と言うにちがいない。」 4:24 そして、言われた。「はっきり言っておく。預言者は、自分の故郷では歓迎されないものだ。 4:25 確かに言っておく。エリヤの時代に三年六か月の間、雨が降らず、その地方一帯に大飢饉が起こったとき、イスラエルには多くのやもめがいたが、 4:26 エリヤはその中のだれのもとにも遣わされないで、シドン地方のサレプタのやもめのもとにだけ遣わされた。 4:27 また、預言者エリシャの時代に、イスラエルには重い皮膚病を患っている人が多くいたが、シリア人ナアマンのほかはだれも清くされなかった。」 4:28 これを聞いた会堂内の人々は皆憤慨し、 4:29 総立ちになって、イエスを町の外へ追い出し、町が建っている山の崖まで連れて行き、突き落とそうとした。 4:30 しかし、イエスは人々の間を通り抜けて立ち去られた。

立ち去られたイエス 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書04章31節~37節 4:31 イエスはガリラヤの町カファルナウムに下って、安息日には人々を教えておられた。 4:32 人々はその教えに非常に驚いた。その言葉には権威があったからである。 4:33 ところが会堂に、汚れた悪霊に取りつかれた男がいて、大声で叫んだ。 4:34 「ああ、ナザレのイエス、かまわないでくれ。我々を滅ぼしに来たのか。正体は分かっている。神の聖者だ。」 4:35 イエスが、「黙れ。この人から出て行け」とお叱りになると、悪霊はその男を人々の中に投げ倒し、何の傷も負わせずに出て行った。 4:36 人々は皆驚いて、互いに言った。「この言葉はいったい何だろう。権威と力とをもって汚れた霊に命じると、出て行くとは。」 4:37 こうして、イエスのうわさは、辺り一帯に広まった。

その言葉には力がある 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書04章38節~44節 4:38 イエスは会堂を立ち去り、シモンの家にお入りになった。シモンのしゅうとめが高い熱に苦しんでいたので、人々は彼女のことをイエスに頼んだ。 4:39 イエスが枕もとに立って熱を叱りつけられると、熱は去り、彼女はすぐに起き上がって一同をもてなした。 4:40 日が暮れると、いろいろな病気で苦しむ者を抱えている人が皆、病人たちをイエスのもとに連れて来た。イエスはその一人一人に手を置いていやされた。 4:41 悪霊もわめき立て、「お前は神の子だ」と言いながら、多くの人々から出て行った。イエスは悪霊を戒めて、ものを言うことをお許しにならなかった。悪霊は、イエスをメシアだと知っていたからである。 4:42 朝になると、イエスは人里離れた所へ出て行かれた。群衆はイエスを捜し回ってそのそばまで来ると、自分たちから離れて行かないようにと、しきりに引き止めた。 4:43 しかし、イエスは言われた。「ほかの町にも神の国の福音を告げ知らせなければならない。わたしはそのために遣わされたのだ。」 4:44 そして、ユダヤの諸会堂に行って宣教された。

ひとり一人に手を置いて 音声ファイルがあります聖句があります

日付:
説教:
山口耕平 牧師
ルカによる福音書05章01節~11節 5:1 イエスがゲネサレト湖畔に立っておられると、神の言葉を聞こうとして、群衆がその周りに押し寄せて来た。 5:2 イエスは、二そうの舟が岸にあるのを御覧になった。漁師たちは、舟から上がって網を洗っていた。 5:3 そこでイエスは、そのうちの一そうであるシモンの持ち舟に乗り、岸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった。そして、腰を下ろして舟から群衆に教え始められた。 5:4 話し終わったとき、シモンに、「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われた。 5:5 シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。 5:6 そして、漁師たちがそのとおりにすると、おびただしい魚がかかり、網が破れそうになった。 5:7 そこで、もう一そうの舟にいる仲間に合図して、来て手を貸してくれるように頼んだ。彼らは来て、二そうの舟を魚でいっぱいにしたので、舟は沈みそうになった。 5:8 これを見たシモン・ペトロは、イエスの足もとにひれ伏して、「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです」と言った。 5:9 とれた魚にシモンも一緒にいた者も皆驚いたからである。 5:10 シモンの仲間、ゼベダイの子のヤコブもヨハネも同様だった。すると、イエスはシモンに言われた。「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」 5:11 そこで、彼らは舟を陸に引き上げ、すべてを捨ててイエスに従った。 重い皮膚病を患っている人をいやす

あなたは人を生かす者になる 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書05章12節~16節 5:12 イエスがある町におられた時、全身重い皮膚病にかかった人がそこにいた。イエスを見ると、顔を地に伏せて願って言った、「主よ、みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。 5:13 イエスは手を伸ばして彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。すると、重い皮膚病がただちに去ってしまった。 5:14 イエスは、だれにも話さないようにと彼に言い聞かせ、「ただ行って自分のからだを祭司に見せ、それからあなたのきよめのため、モーセが命じたとおりのささげ物をして、人々に証明しなさい」とお命じになった。 5:15 しかし、イエスの評判はますますひろまって行き、おびただしい群衆が、教を聞いたり、病気をなおしてもらったりするために、集まってきた。 5:16 しかしイエスは、寂しい所に退いて祈っておられた。

主の御心を願い出る 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書05章17節~26節 5:17 ある日のこと、イエスが教えておられると、ファリサイ派の人々と律法の教師たちがそこに座っていた。この人々は、ガリラヤとユダヤのすべての村、そしてエルサレムから来たのである。主の力が働いて、イエスは病気をいやしておられた。 5:18 すると、男たちが中風を患っている人を床に乗せて運んで来て、家の中に入れてイエスの前に置こうとした。 5:19 しかし、群衆に阻まれて、運び込む方法が見つからなかったので、屋根に上って瓦をはがし、人々の真ん中のイエスの前に、病人を床ごとつり降ろした。 5:20 イエスはその人たちの信仰を見て、「人よ、あなたの罪は赦された」と言われた。 5:21 ところが、律法学者たちやファリサイ派の人々はあれこれと考え始めた。「神を冒涜するこの男は何者だ。ただ神のほかに、いったいだれが、罪を赦すことができるだろうか。」 5:22 イエスは、彼らの考えを知って、お答えになった。「何を心の中で考えているのか。 5:23 『あなたの罪は赦された』と言うのと、『起きて歩け』と言うのと、どちらが易しいか。 5:24 人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。」そして、中風の人に、「わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい」と言われた。 5:25 その人はすぐさま皆の前で立ち上がり、寝ていた台を取り上げ、神を賛美しながら家に帰って行った。 5:26 人々は皆大変驚き、神を賛美し始めた。そして、恐れに打たれて、「今日、驚くべきことを見た」と言った。

どちらがやさしいか 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書05章27節~32節 5:27 そののち、イエスが出て行かれると、レビという名の取税人が収税所にすわっているのを見て、「わたしに従ってきなさい」と言われた。 5:28 すると、彼はいっさいを捨てて立ちあがり、イエスに従ってきた。 5:29 それから、レビは自分の家で、イエスのために盛大な宴会を催したが、取税人やそのほか大ぜいの人々が、共に食卓に着いていた。 5:30 ところが、パリサイ人やその律法学者たちが、イエスの弟子たちに対してつぶやいて言った、「どうしてあなたがたは、取税人や罪人などと飲食を共にするのか」。 5:31 イエスは答えて言われた、「健康な人には医者はいらない。いるのは病人である。 5:32 わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである」。

命へと招く宴会 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書05章27節~32節 5:27 その後、イエスは出て行って、レビという徴税人が収税所に座っているのを見て、「わたしに従いなさい」と言われた。 5:28 彼は何もかも捨てて立ち上がり、イエスに従った。 5:29 そして、自分の家でイエスのために盛大な宴会を催した。そこには徴税人やほかの人々が大勢いて、一緒に席に着いていた。 5:30 ファリサイ派の人々やその派の律法学者たちはつぶやいて、イエスの弟子たちに言った。「なぜ、あなたたちは、徴税人や罪人などと一緒に飲んだり食べたりするのか。」 5:31 イエスはお答えになった。「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人である。 5:32 わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。」

招いた命を守る主イエス 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書06章01節~05節 6:1 ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは麦の穂を摘み、手でもんで食べた。 6:2 ファリサイ派のある人々が、「なぜ、安息日にしてはならないことを、あなたたちはするのか」と言った。 6:3 イエスはお答えになった。「ダビデが自分も供の者たちも空腹だったときに何をしたか、読んだことがないのか。 6:4 神の家に入り、ただ祭司のほかにはだれも食べてはならない供えのパンを取って食べ、供の者たちにも与えたではないか。」 6:5 そして、彼らに言われた。「人の子は安息日の主である。」

安息日の主イエス・キリスト 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書06章06節~11節 6:6 また、ほかの安息日に、イエスは会堂に入って教えておられた。そこに一人の人がいて、その右手が萎えていた。 6:7 律法学者たちやファリサイ派の人々は、訴える口実を見つけようとして、イエスが安息日に病気をいやされるかどうか、注目していた。 6:8 イエスは彼らの考えを見抜いて、手の萎えた人に、「立って、真ん中に出なさい」と言われた。その人は身を起こして立った。 6:9 そこで、イエスは言われた。「あなたたちに尋ねたい。安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、滅ぼすことか。」 6:10 そして、彼ら一同を見回して、その人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。言われたようにすると、手は元どおりになった。 6:11 ところが、彼らは怒り狂って、イエスを何とかしようと話し合った。

安息日に赦されていること 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書06章12節~16節 6:12 そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。 6:13 朝になると弟子たちを呼び集め、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた。 6:14 それは、イエスがペトロと名付けられたシモン、その兄弟アンデレ、そして、ヤコブ、ヨハネ、フィリポ、バルトロマイ、 6:15 マタイ、トマス、アルファイの子ヤコブ、熱心党と呼ばれたシモン、 6:16 ヤコブの子ユダ、それに後に裏切り者となったイスカリオテのユダである。

祈りの先にある選び 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書06章17節~19節 おびただしい病人をいやす 6:17 イエスは彼らと一緒に山から下りて、平らな所にお立ちになった。大勢の弟子とおびただしい民衆が、ユダヤ全土とエルサレムから、また、ティルスやシドンの海岸地方から、 6:18 イエスの教えを聞くため、また病気をいやしていただくために来ていた。汚れた霊に悩まされていた人々もいやしていただいた。 6:19 群衆は皆、何とかしてイエスに触れようとした。イエスから力が出て、すべての人の病気をいやしていたからである。

平らなところに立たれた主イエス 聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書06章20節~26節 6:20 さて、イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた。「貧しい人々は、幸いである、/神の国はあなたがたのものである。 6:21 今飢えている人々は、幸いである、/あなたがたは満たされる。今泣いている人々は、幸いである、/あなたがたは笑うようになる。 6:22 人々に憎まれるとき、また、人の子のために追い出され、ののしられ、汚名を着せられるとき、あなたがたは幸いである。 6:23 その日には、喜び踊りなさい。天には大きな報いがある。この人々の先祖も、預言者たちに同じことをしたのである。 6:24 しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、/あなたがたはもう慰めを受けている。 6:25 今満腹している人々、あなたがたは、不幸である、/あなたがたは飢えるようになる。今笑っている人々は、不幸である、/あなたがたは悲しみ泣くようになる。 6:26 すべての人にほめられるとき、あなたがたは不幸である。この人々の先祖も、偽預言者たちに同じことをしたのである。」

神の子として生きると言うこと 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書06章27節~36節 6:27 「しかし、わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。 6:28 悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。 6:29 あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。 6:30 求める者には、だれにでも与えなさい。あなたの持ち物を奪う者から取り返そうとしてはならない。 6:31 人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。 6:32 自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな恵みがあろうか。罪人でも、愛してくれる人を愛している。 6:33 また、自分によくしてくれる人に善いことをしたところで、どんな恵みがあろうか。罪人でも同じことをしている。 6:34 返してもらうことを当てにして貸したところで、どんな恵みがあろうか。罪人さえ、同じものを返してもらおうとして、罪人に貸すのである。 6:35 しかし、あなたがたは敵を愛しなさい。人に善いことをし、何も当てにしないで貸しなさい。そうすれば、たくさんの報いがあり、いと高き方の子となる。いと高き方は、恩を知らない者にも悪人にも、情け深いからである。 6:36 あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。」 人を裁くな

あなたの敵とは誰ですか 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書06章37節~38節 6:37 「人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。人を罪人だと決めるな。そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される。 6:38 与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに量りをよくして、ふところに入れてもらえる。あなたがたは自分の量る秤で量り返されるからである。」

「神のはかり」 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書06章39節~42節 6:39 イエスはまた、たとえを話された。「盲人が盲人の道案内をすることができようか。二人とも穴に落ち込みはしないか。 6:40 弟子は師にまさるものではない。しかし、だれでも、十分に修行を積めば、その師のようになれる。 6:41 あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。 6:42 自分の目にある丸太を見ないで、兄弟に向かって、『さあ、あなたの目にあるおが屑を取らせてください』と、どうして言えるだろうか。偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にあるおが屑を取り除くことができる。」

自分の目 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書06章43節~45節 6:43 「悪い実を結ぶ良い木はなく、また、良い実を結ぶ悪い木はない。 6:44 木は、それぞれ、その結ぶ実によって分かる。茨からいちじくは採れないし、野ばらからぶどうは集められない。 6:45 善い人は良いものを入れた心の倉から良いものを出し、悪い人は悪いものを入れた倉から悪いものを出す。人の口は、心からあふれ出ることを語るのである。」

心からあふれ出ること 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書06章46節~49節 6:46 「わたしを『主よ、主よ』と呼びながら、なぜわたしの言うことを行わないのか。 6:47 わたしのもとに来て、わたしの言葉を聞き、それを行う人が皆、どんな人に似ているかを示そう。 6:48 それは、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を置いて家を建てた人に似ている。洪水になって川の水がその家に押し寄せたが、しっかり建ててあったので、揺り動かすことができなかった。 6:49 しかし、聞いても行わない者は、土台なしで地面に家を建てた人に似ている。川の水が押し寄せると、家はたちまち倒れ、その壊れ方がひどかった。」

主の言葉を土台として生きよう 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書07章01節~10節 7:1 イエスは、民衆にこれらの言葉をすべて話し終えてから、カファルナウムに入られた。 7:2 ところで、ある百人隊長に重んじられている部下が、病気で死にかかっていた。 7:3 イエスのことを聞いた百人隊長は、ユダヤ人の長老たちを使いにやって、部下を助けに来てくださるように頼んだ。 7:4 長老たちはイエスのもとに来て、熱心に願った。「あの方は、そうしていただくのにふさわしい人です。 7:5 わたしたちユダヤ人を愛して、自ら会堂を建ててくれたのです。」 7:6 そこで、イエスは一緒に出かけられた。ところが、その家からほど遠からぬ所まで来たとき、百人隊長は友達を使いにやって言わせた。「主よ、御足労には及びません。わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。 7:7 ですから、わたしの方からお伺いするのさえふさわしくないと思いました。ひと言おっしゃってください。そして、わたしの僕をいやしてください。 7:8 わたしも権威の下に置かれている者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」 7:9 イエスはこれを聞いて感心し、従っていた群衆の方を振り向いて言われた。「言っておくが、イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。」 7:10 使いに行った人たちが家に帰ってみると、その部下は元気になっていた。

主の言葉を信じる 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書07章11節~17節 やもめの息子を生き返らせる 7:11 それから間もなく、イエスはナインという町に行かれた。弟子たちや大勢の群衆も一緒であった。 7:12 イエスが町の門に近づかれると、ちょうど、ある母親の一人息子が死んで、棺が担ぎ出されるところだった。その母親はやもめであって、町の人が大勢そばに付き添っていた。 7:13 主はこの母親を見て、憐れに思い、「もう泣かなくともよい」と言われた。 7:14 そして、近づいて棺に手を触れられると、担いでいる人たちは立ち止まった。イエスは、「若者よ、あなたに言う。起きなさい」と言われた。 7:15 すると、死人は起き上がってものを言い始めた。イエスは息子をその母親にお返しになった。 7:16 人々は皆恐れを抱き、神を賛美して、「大預言者が我々の間に現れた」と言い、また、「神はその民を心にかけてくださった」と言った。 7:17 イエスについてのこの話は、ユダヤの全土と周りの地方一帯に広まった。

もう泣かなくとも良い 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書07章18節~23節 7:18 ヨハネの弟子たちが、これらすべてのことについてヨハネに知らせた。そこで、ヨハネは弟子の中から二人を呼んで、 7:19 主のもとに送り、こう言わせた。「来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか。」 7:20 二人はイエスのもとに来て言った。「わたしたちは洗礼者ヨハネからの使いの者ですが、『来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか』とお尋ねするようにとのことです。」 7:21 そのとき、イエスは病気や苦しみや悪霊に悩んでいる多くの人々をいやし、大勢の盲人を見えるようにしておられた。 7:22 それで、二人にこうお答えになった。「行って、見聞きしたことをヨハネに伝えなさい。目の見えない人は見え、足の不自由な人は歩き、重い皮膚病を患っている人は清くなり、耳の聞こえない人は聞こえ、死者は生き返り、貧しい人は福音を告げ知らされている。 7:23 わたしにつまずかない人は幸いである。」

見聞きしたことを伝えなさい 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書07章24節~28節 7:24 ヨハネの使いが去ってから、イエスは群衆に向かってヨハネについて話し始められた。「あなたがたは何を見に荒れ野へ行ったのか。風にそよぐ葦か。 7:25 では、何を見に行ったのか。しなやかな服を着た人か。華やかな衣を着て、ぜいたくに暮らす人なら宮殿にいる。 7:26 では、何を見に行ったのか。預言者か。そうだ、言っておく。預言者以上の者である。 7:27 『見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、/あなたの前に道を準備させよう』/と書いてあるのは、この人のことだ。 7:28 言っておくが、およそ女から生まれた者のうち、ヨハネより偉大な者はいない。しかし、神の国で最も小さな者でも、彼よりは偉大である。」

国で最も小さな者でも 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書07章29節~35節 7:29 民衆は皆ヨハネの教えを聞き、徴税人さえもその洗礼を受け、神の正しさを認めた。 7:30 しかし、ファリサイ派の人々や律法の専門家たちは、彼から洗礼を受けないで、自分に対する神の御心を拒んだ。 7:31 「では、今の時代の人たちは何にたとえたらよいか。彼らは何に似ているか。 7:32 広場に座って、互いに呼びかけ、こう言っている子供たちに似ている。『笛を吹いたのに、/踊ってくれなかった。葬式の歌をうたったのに、/泣いてくれなかった。』 7:33 洗礼者ヨハネが来て、パンも食べずぶどう酒も飲まずにいると、あなたがたは、『あれは悪霊に取りつかれている』と言い、 7:34 人の子が来て、飲み食いすると、『見ろ、大食漢で大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言う。 7:35 しかし、知恵の正しさは、それに従うすべての人によって証明される。」

神の知恵の正しさ 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書07章36節~50節 7:36 さて、あるファリサイ派の人が、一緒に食事をしてほしいと願ったので、イエスはその家に入って食事の席に着かれた。 7:37 この町に一人の罪深い女がいた。イエスがファリサイ派の人の家に入って食事の席に着いておられるのを知り、香油の入った石膏の壺を持って来て、 7:38 後ろからイエスの足もとに近寄り、泣きながらその足を涙でぬらし始め、自分の髪の毛でぬぐい、イエスの足に接吻して香油を塗った。 7:39 イエスを招待したファリサイ派の人はこれを見て、「この人がもし預言者なら、自分に触れている女がだれで、どんな人か分かるはずだ。罪深い女なのに」と思った。 7:40 そこで、イエスがその人に向かって、「シモン、あなたに言いたいことがある」と言われると、シモンは、「先生、おっしゃってください」と言った。 7:41 イエスはお話しになった。「ある金貸しから、二人の人が金を借りていた。一人は五百デナリオン、もう一人は五十デナリオンである。 7:42 二人には返す金がなかったので、金貸しは両方の借金を帳消しにしてやった。二人のうち、どちらが多くその金貸しを愛するだろうか。」 7:43 シモンは、「帳消しにしてもらった額の多い方だと思います」と答えた。イエスは、「そのとおりだ」と言われた。 7:44 そして、女の方を振り向いて、シモンに言われた。「この人を見ないか。わたしがあなたの家に入ったとき、あなたは足を洗う水もくれなかったが、この人は涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でぬぐってくれた。 7:45 あなたはわたしに接吻の挨拶もしなかったが、この人はわたしが入って来てから、わたしの足に接吻してやまなかった。 7:46 あなたは頭にオリーブ油を塗ってくれなかったが、この人は足に香油を塗ってくれた。 7:47 だから、言っておく。この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。赦されることの少ない者は、愛することも少ない。」 7:48 そして、イエスは女に、「あなたの罪は赦された」と言われた。 7:49 同席の人たちは、「罪まで赦すこの人は、いったい何者だろう」と考え始めた。 7:50 イエスは女に、「あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と言われた。

愛の大きさ 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書08章01節~03節 8:1 すぐその後、イエスは神の国を宣べ伝え、その福音を告げ知らせながら、町や村を巡って旅を続けられた。十二人も一緒だった。 8:2 悪霊を追い出して病気をいやしていただいた何人かの婦人たち、すなわち、七つの悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリア、 8:3 ヘロデの家令クザの妻ヨハナ、それにスサンナ、そのほか多くの婦人たちも一緒であった。彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた。

持ち物を出し合う人たち 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書08章04節~10節 8:4 大勢の群衆が集まり、方々の町から人々がそばに来たので、イエスはたとえを用いてお話しになった。 8:5 「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。蒔いている間に、ある種は道端に落ち、人に踏みつけられ、空の鳥が食べてしまった。 8:6 ほかの種は石地に落ち、芽は出たが、水気がないので枯れてしまった。 8:7 ほかの種は茨の中に落ち、茨も一緒に伸びて、押しかぶさってしまった。 8:8 また、ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」イエスはこのように話して、「聞く耳のある者は聞きなさい」と大声で言われた。 たとえを用いて話す理由 8:9 弟子たちは、このたとえはどんな意味かと尋ねた。 8:10 イエスは言われた。「あなたがたには神の国の秘密を悟ることが許されているが、他の人々にはたとえを用いて話すのだ。それは、/『彼らが見ても見えず、/聞いても理解できない』/ようになるためである。」

神の国の秘密 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書08章11節~15節 8:11 「このたとえの意味はこうである。種は神の言葉である。 8:12 道端のものとは、御言葉を聞くが、信じて救われることのないように、後から悪魔が来て、その心から御言葉を奪い去る人たちである。 8:13 石地のものとは、御言葉を聞くと喜んで受け入れるが、根がないので、しばらくは信じても、試練に遭うと身を引いてしまう人たちのことである。 8:14 そして、茨の中に落ちたのは、御言葉を聞くが、途中で人生の思い煩いや富や快楽に覆いふさがれて、実が熟するまでに至らない人たちである。 8:15 良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。」

神の言葉を種として 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書08章16節~18節 8:16 「ともし火をともして、それを器で覆い隠したり、寝台の下に置いたりする人はいない。入って来る人に光が見えるように、燭台の上に置く。 8:17 隠れているもので、あらわにならないものはなく、秘められたもので、人に知られず、公にならないものはない。 8:18 だから、どう聞くべきかに注意しなさい。持っている人は更に与えられ、持っていない人は持っていると思うものまでも取り上げられる。」

どう聞くべきかに注意する 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書08章19節~21節 8:19 さて、イエスのところに母と兄弟たちが来たが、群衆のために近づくことができなかった。 8:20 そこでイエスに、「母上と御兄弟たちが、お会いしたいと外に立っておられます」との知らせがあった。 8:21 するとイエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とは、神の言葉を聞いて行う人たちのことである」とお答えになった。

言葉を聞いて行う人たち 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書08章22節~25節 突風を静める 8:22 ある日のこと、イエスが弟子たちと一緒に舟に乗り、「湖の向こう岸に渡ろう」と言われたので、船出した。 8:23 渡って行くうちに、イエスは眠ってしまわれた。突風が湖に吹き降ろして来て、彼らは水をかぶり、危なくなった。 8:24 弟子たちは近寄ってイエスを起こし、「先生、先生、おぼれそうです」と言った。イエスが起き上がって、風と荒波とをお叱りになると、静まって凪になった。 8:25 イエスは、「あなたがたの信仰はどこにあるのか」と言われた。弟子たちは恐れ驚いて、「いったい、この方はどなたなのだろう。命じれば風も波も従うではないか」と互いに言った。

一緒に向こう岸に渡ろう 音声ファイルがあります聖句があります

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ルカによる福音書08章26節~33節 悪霊に取りつかれたゲラサの人をいやす 8:26 一行は、ガリラヤの向こう岸にあるゲラサ人の地方に着いた。 8:27 イエスが陸に上がられると、この町の者で、悪霊に取りつかれている男がやって来た。この男は長い間、衣服を身に着けず、家に住まないで墓場を住まいとしていた。 8:28 イエスを見ると、わめきながらひれ伏し、大声で言った。「いと高き神の子イエス、かまわないでくれ。頼むから苦しめないでほしい。」 8:29 イエスが、汚れた霊に男から出るように命じられたからである。この人は何回も汚れた霊に取りつかれたので、鎖でつながれ、足枷をはめられて監視されていたが、それを引きちぎっては、悪霊によって荒れ野へと駆り立てられていた。 8:30 イエスが、「名は何というか」とお尋ねになると、「レギオン」と言った。たくさんの悪霊がこの男に入っていたからである。 8:31 そして悪霊どもは、底なしの淵へ行けという命令を自分たちに出さないようにと、イエスに願った。 8:32 ところで、その辺りの山で、たくさんの豚の群れがえさをあさっていた。悪霊どもが豚の中に入る許しを願うと、イエスはお許しになった。 8:33 悪霊どもはその人から出て、豚の中に入った。すると、豚の群れは崖を下って湖になだれ込み、おぼれ死んだ。

私と何の関わりがあるのか 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書08章34節~39節 8:34 この出来事を見た豚飼いたちは逃げ出し、町や村にこのことを知らせた。 8:35 そこで、人々はその出来事を見ようとしてやって来た。彼らはイエスのところに来ると、悪霊どもを追い出してもらった人が、服を着、正気になってイエスの足もとに座っているのを見て、恐ろしくなった。 8:36 成り行きを見ていた人たちは、悪霊に取りつかれていた人の救われた次第を人々に知らせた。 8:37 そこで、ゲラサ地方の人々は皆、自分たちのところから出て行ってもらいたいと、イエスに願った。彼らはすっかり恐れに取りつかれていたのである。そこで、イエスは舟に乗って帰ろうとされた。 8:38 悪霊どもを追い出してもらった人が、お供したいとしきりに願ったが、イエスはこう言ってお帰しになった。 8:39 「自分の家に帰りなさい。そして、神があなたになさったことをことごとく話して聞かせなさい。」その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごとく町中に言い広めた。

神があなたになさったこと 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書08章40節~48節 ヤイロの娘とイエスの服に触れる女 8:40 イエスが帰って来られると、群衆は喜んで迎えた。人々は皆、イエスを待っていたからである。 8:41 そこへ、ヤイロという人が来た。この人は会堂長であった。彼はイエスの足もとにひれ伏して、自分の家に来てくださるようにと願った。 8:42 十二歳ぐらいの一人娘がいたが、死にかけていたのである。イエスがそこに行かれる途中、群衆が周りに押し寄せて来た。 8:43 ときに、十二年このかた出血が止まらず、医者に全財産を使い果たしたが、だれからも治してもらえない女がいた。 8:44 この女が近寄って来て、後ろからイエスの服の房に触れると、直ちに出血が止まった。 8:45 イエスは、「わたしに触れたのはだれか」と言われた。人々は皆、自分ではないと答えたので、ペトロが、「先生、群衆があなたを取り巻いて、押し合っているのです」と言った。 8:46 しかし、イエスは、「だれかがわたしに触れた。わたしから力が出て行ったのを感じたのだ」と言われた。 8:47 女は隠しきれないと知って、震えながら進み出てひれ伏し、触れた理由とたちまちいやされた次第とを皆の前で話した。 8:48 イエスは言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。」
信仰があなたを救う

信仰があなたを救う 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書08章49節~56節 8:49 イエスがまだ話しておられるときに、会堂長の家から人が来て言った。「お嬢さんは亡くなりました。この上、先生を煩わすことはありません。」 8:50 イエスは、これを聞いて会堂長に言われた。「恐れることはない。ただ信じなさい。そうすれば、娘は救われる。」 8:51 イエスはその家に着くと、ペトロ、ヨハネ、ヤコブ、それに娘の父母のほかには、だれも一緒に入ることをお許しにならなかった。 8:52 人々は皆、娘のために泣き悲しんでいた。そこで、イエスは言われた。「泣くな。死んだのではない。眠っているのだ。」 8:53 人々は、娘が死んだことを知っていたので、イエスをあざ笑った。 8:54 イエスは娘の手を取り、「娘よ、起きなさい」と呼びかけられた。 8:55 すると娘は、その霊が戻って、すぐに起き上がった。イエスは、娘に食べ物を与えるように指図をされた。 8:56 娘の両親は非常に驚いた。イエスは、この出来事をだれにも話さないようにとお命じになった。

一途に信じなさい 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書09章01節~06節 9:1 イエスは十二人を呼び集め、あらゆる悪霊に打ち勝ち、病気をいやす力と権能をお授けになった。 9:2 そして、神の国を宣べ伝え、病人をいやすために遣わすにあたり、 9:3 次のように言われた。「旅には何も持って行ってはならない。杖も袋もパンも金も持ってはならない。下着も二枚は持ってはならない。 9:4 どこかの家に入ったら、そこにとどまって、その家から旅立ちなさい。 9:5 だれもあなたがたを迎え入れないなら、その町を出ていくとき、彼らへの証しとして足についた埃を払い落としなさい。」 9:6 十二人は出かけて行き、村から村へと巡り歩きながら、至るところで福音を告げ知らせ、病気をいやした。

旅の基本的な備え 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書09章07節~09節 9:7 ところで、領主ヘロデは、これらの出来事をすべて聞いて戸惑った。というのは、イエスについて、「ヨハネが死者の中から生き返ったのだ」と言う人もいれば、 9:8 「エリヤが現れたのだ」と言う人もいて、更に、「だれか昔の預言者が生き返ったのだ」と言う人もいたからである。 9:9 しかし、ヘロデは言った。「ヨハネなら、わたしが首をはねた。いったい、何者だろう。耳に入ってくるこんなうわさの主は。」そして、イエスに会ってみたいと思った。

イエスとは何者か 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書09章10節~17節 9:10 使徒たちは帰って来て、自分たちの行ったことをみなイエスに告げた。イエスは彼らを連れ、自分たちだけでベトサイダという町に退かれた。 9:11 群衆はそのことを知ってイエスの後を追った。イエスはこの人々を迎え、神の国について語り、治療の必要な人々をいやしておられた。 9:12 日が傾きかけたので、十二人はそばに来てイエスに言った。「群衆を解散させてください。そうすれば、周りの村や里へ行って宿をとり、食べ物を見つけるでしょう。わたしたちはこんな人里離れた所にいるのです。」 9:13 しかし、イエスは言われた。「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい。」彼らは言った。「わたしたちにはパン五つと魚二匹しかありません、このすべての人々のために、わたしたちが食べ物を買いに行かないかぎり。」 9:14 というのは、男が五千人ほどいたからである。イエスは弟子たちに、「人々を五十人ぐらいずつ組にして座らせなさい」と言われた。 9:15 弟子たちは、そのようにして皆を座らせた。 9:16 すると、イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで、それらのために賛美の祈りを唱え、裂いて弟子たちに渡しては群衆に配らせた。 9:17 すべての人が食べて満腹した。そして、残ったパンの屑を集めると、十二籠もあった。

天を仰いで 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書09章18節~22節 9:18 イエスがひとりで祈っておられたとき、弟子たちは共にいた。そこでイエスは、「群衆は、わたしのことを何者だと言っているか」とお尋ねになった。 9:19 弟子たちは答えた。「『洗礼者ヨハネだ』と言っています。ほかに、『エリヤだ』と言う人も、『だれか昔の預言者が生き返ったのだ』と言う人もいます。」 9:20 イエスが言われた。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」ペトロが答えた。「神からのメシアです。」 イエス、死と復活を予告する 9:21 イエスは弟子たちを戒め、このことをだれにも話さないように命じて、 9:22 次のように言われた。「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日目に復活することになっている。」

一人で祈る主イエス 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書09章23節~27節 9:23 それから、イエスは皆に言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。 9:24 自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを救うのである。 9:25 人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の身を滅ぼしたり、失ったりしては、何の得があろうか。 9:26 わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子も、自分と父と聖なる天使たちとの栄光に輝いて来るときに、その者を恥じる。 9:27 確かに言っておく。ここに一緒にいる人々の中には、神の国を見るまでは決して死なない者がいる。」

キリストについていきたい 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書09章28節~36節 イエスの姿が変わる 9:28 この話をしてから八日ほどたったとき、イエスは、ペトロ、ヨハネ、およびヤコブを連れて、祈るために山に登られた。 9:29 祈っておられるうちに、イエスの顔の様子が変わり、服は真っ白に輝いた。 9:30 見ると、二人の人がイエスと語り合っていた。モーセとエリヤである。 9:31 二人は栄光に包まれて現れ、イエスがエルサレムで遂げようとしておられる最期について話していた。 9:32 ペトロと仲間は、ひどく眠かったが、じっとこらえていると、栄光に輝くイエスと、そばに立っている二人の人が見えた。 9:33 その二人がイエスから離れようとしたとき、ペトロがイエスに言った。「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです。」ペトロは、自分でも何を言っているのか、分からなかったのである。 9:34 ペトロがこう言っていると、雲が現れて彼らを覆った。彼らが雲の中に包まれていくので、弟子たちは恐れた。 9:35 すると、「これはわたしの子、選ばれた者。これに聞け」と言う声が雲の中から聞こえた。 9:36 その声がしたとき、そこにはイエスだけがおられた。弟子たちは沈黙を守り、見たことを当時だれにも話さなかった。

栄光に輝く主イエス 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書09章37節~43節 9:37 翌日、一同が山を下りると、大勢の群衆がイエスを出迎えた。 9:38 そのとき、一人の男が群衆の中から大声で言った。「先生、どうかわたしの子を見てやってください。一人息子です。 9:39 悪霊が取りつくと、この子は突然叫びだします。悪霊はこの子にけいれんを起こさせて泡を吹かせ、さんざん苦しめて、なかなか離れません。 9:40 この霊を追い出してくださるようにお弟子たちに頼みましたが、できませんでした。」 9:41 イエスはお答えになった。「なんと信仰のない、よこしまな時代なのか。いつまでわたしは、あなたがたと共にいて、あなたがたに我慢しなければならないのか。あなたの子供をここに連れて来なさい。」 9:42 その子が来る途中でも、悪霊は投げ倒し、引きつけさせた。イエスは汚れた霊を叱り、子供をいやして父親にお返しになった。 9:43 人々は皆、神の偉大さに心を打たれた。イエスがなさったすべてのことに、皆が驚いていると、イエスは弟子たちに言われた。

よこしまな時代に 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書09章43b節~45節 9:43 人々は皆、神の偉大さに心を打たれた。イエスがなさったすべてのことに、皆が驚いていると、イエスは弟子たちに言われた。 再び自分の死を予告する 9:44 「この言葉をよく耳に入れておきなさい。人の子は人々の手に引き渡されようとしている。」 9:45 弟子たちはその言葉が分からなかった。彼らには理解できないように隠されていたのである。彼らは、怖くてその言葉について尋ねられなかった。

隠されていたこと 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書09章49節~50節 9:49 そこで、ヨハネが言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちと一緒にあなたに従わないので、やめさせようとしました。」 9:50 イエスは言われた。「やめさせてはならない。あなたがたに逆らわない者は、あなたがたの味方なのである。」

あなた方の味方 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書09章57節~62節 一行が道を進んで行くと、イエスに対して、「あなたがおいでになる所なら、どこへでも従って参ります」と言う人がいた。 イエスは言われた。「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない。」 そして別の人に、「わたしに従いなさい」と言われたが、その人は、「主よ、まず、父を葬りに行かせてください」と言った。 イエスは言われた。「死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。あなたは行って、神の国を言い広めなさい。」 また、別の人も言った。「主よ、あなたに従います。しかし、まず家族にいとまごいに行かせてください。」 イエスはその人に、「鋤に手をかけてから後ろを顧みる者は、神の国にふさわしくない」と言われた。

主イエスに従うこと 音声ファイルがあります聖句があります

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山口耕平 牧師
ルカによる福音書10章25節~37節 10:25 するとそこへ、ある律法学者が現れ、イエスを試みようとして言った、「先生、何をしたら永遠の生命が受けられましょうか」。 10:26 彼に言われた、「律法にはなんと書いてあるか。あなたはどう読むか」。 10:27 彼は答えて言った、「『心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。また、『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』とあります」。 10:28 彼に言われた、「あなたの答は正しい。そのとおり行いなさい。そうすれば、いのちが得られる」。 10:29 すると彼は自分の立場を弁護しようと思って、イエスに言った、「では、わたしの隣り人とはだれのことですか」。 10:30 イエスが答えて言われた、「ある人がエルサレムからエリコに下って行く途中、強盗どもが彼を襲い、その着物をはぎ取り、傷を負わせ、半殺しにしたまま、逃げ去った。 10:31 するとたまたま、ひとりの祭司がその道を下ってきたが、この人を見ると、向こう側を通って行った。 10:32 同様に、レビ人もこの場所にさしかかってきたが、彼を見ると向こう側を通って行った。 10:33 ところが、あるサマリヤ人が旅をしてこの人のところを通りかかり、彼を見て気の毒に思い、 10:34 近寄ってきてその傷にオリブ油とぶどう酒とを注いでほうたいをしてやり、自分の家畜に乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。 10:35 翌日、デナリ二つを取り出して宿屋の主人に手渡し、『この人を見てやってください。費用がよけいにかかったら、帰りがけに、わたしが支払います』と言った。 10:36 この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思うか」。 10:37 彼が言った、「その人に慈悲深い行いをした人です」。そこでイエスは言われた、「あなたも行って同じようにしなさい」。

よきサマリア人(金田幸男牧師) 音声ファイルがあります聖句があります

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金田幸男牧師
ルカによる福音書22章07節~13節 過越の小羊を屠るべき除酵祭の日が来 イエスはペトロとヨハネとを使いに出そうとして、「行って過越の食事ができるように準備しなさい」と言われた。 二人が、「どこに用意いたしましょうか」と言うと、 イエスは言われた。「都に入ると、水がめを運んでいる男に出会う。その人が入る家までついて行き、 家の主人にはこう言いなさい。『先生が、「弟子たちと一緒に過越の食事をする部屋はどこか」とあなたに言っています。』 すると、席の整った二階の広間を見せてくれるから、そこに準備をしておきなさい。」 二人が行ってみると、イエスが言われたとおりだったので、過越の食事を準備した。

過越 聖句があります原稿があります礼拝レポートがあります

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金田 幸男 引退教師
ルカによる福音書22章47節~53節 22:47 イエスがまだ話しておられると、群衆が現れ、十二人の一人でユダという者が先頭に立って、イエスに接吻をしようと近づいた。 22:48 イエスは、「ユダ、あなたは接吻で人の子を裏切るのか」と言われた。 22:49 イエスの周りにいた人々は事の成り行きを見て取り、「主よ、剣で切りつけましょうか」と言った。 22:50 そのうちのある者が大祭司の手下に打ちかかって、その右の耳を切り落とした。 22:51 そこでイエスは、「やめなさい。もうそれでよい」と言い、その耳に触れていやされた。 22:52 それからイエスは、押し寄せて来た祭司長、神殿守衛長、長老たちに言われた。「まるで強盗にでも向かうように、剣や棒を持ってやって来たのか。 22:53 わたしは毎日、神殿の境内で一緒にいたのに、あなたたちはわたしに手を下さなかった。だが、今はあなたたちの時で、闇が力を振るっている。」
本当の戦い 川端達哉神学生

本当の戦い 川端達哉神学生 音声ファイルがあります聖句があります

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川端達哉神学生

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