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次週の礼拝

日時

4月20日(日) 10:30より

説教題

「天地の主権者・復活のキリスト―私たちへの命令と約束―」

説教者

市川康則 牧師

聖書

新約聖書「マタイによる福音書」28章16節から20節

この日は今年の復活節(イースター)で、礼拝はイースター礼拝として捧げられます。教会の礼拝が毎週日曜日に捧げられるのは、この日がキリストの復活が起こった日だからです。死人の(蘇生ではなく)復活など、この世の思想においてはあり得ません。死は絶対的で、どんな人間も死に対しては全く無力です。最終的にはそれを受け入れる、つまり諦めるしかありません。しかし、聖書の思想・人生観においては、死は絶対的ではありません。文字通りの絶対的存在は神ご自身です。実は、死は罪人に対する神の裁き(怒り)なのです。イエス・キリストは全く罪のない義人でしたが、それにも拘らず、神により罪人の代表として、身代わりに裁かれました(十字架の死)。しかし、イエスご自身は神に完全に従って生きた義人でしたので、それに対する祝福の報いとして神から永遠の命を受けられました。主イエスは十字架上で死なれたので、復活という形をとって永遠の命を授けられた訳です。私たち罪人は罪の悔い改めとキリストへの信仰を通して、キリストの死を自分の死(神の裁きと赦し)とされ、キリストの復活の命を自分の命とされるのです。死に勝利された方が私たちの信仰の対象であり、この方が私たちの復活(神の国での永遠の命)の保証人です。私たちはなお地上に生き、キリストの福音を人々に告げ知らせますが、その過程でどれほど困難を経験しても、倒れることはありません。死に勝利した方が共にいてくださるからであります!

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