使徒信条解説16 

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使徒信条解説16 

聖なる公同教会(を信ず)1 

使徒信条解説16    聖なる公同教会(を信ず)1
    
 聖霊の働きにおける最初の項が「聖なる公同教会」でありこの教会を信ず、と告白します。この場合の「信ず」は、父なる神を「信ず」とは意味が違います。神の場合には礼拝や祈りをささげるという意味で「信ず」です。教会は礼拝の対象ではなく、教会を「信ず」は、聖書が教えるとおりに受け入れるという意味です。

 聖書が教える教会は、「天国の鍵」(マタイ16:19)、すなわちキリストの福音がゆだねられている唯一の場所です。それゆえ、洗礼を受けて教会員となり、キリストを讃える礼拝に集っているのであれば、確実に救われているのであり、何も心配する必要はありません。

 教会とは人が救われるのに確実な場所であることを聖書は約束しています。その約束どおりに教会を受け入れます、というのが「聖なる公同教会を信ず」の意味です。

 なぜ人を救うことにおいてそれほど確かであるのかというと、教会が「聖」であるからです。その意味は、教会のかしらであるキリストが聖であるからです。地上の教会にはさまざまな欠けや過ちがあっても、キリストが聖霊によって教会を守り、保ち、信じる者を確実に神の国へとみちびきます。

 また、教会はキリストの体であると聖書は教えています(エフェソ4:12-16)。かしらと体が分離していることはありえないのですから、天と地、すなわち神と人とはかけ離れているように思えても、教会において天と地はつながっています。教会は地上にあるのですが、ある意味で天上の出先機関のようなものです。教会の礼拝において天上のキリストを毎週の仰ぎ見ているのですから。

 教会には天と地、神と人とをつなぐ役目が与えられているという意味で、教会は地上の何にも替えがたい貴く、聖なるところです。

 教会とは建物を指しているのではありません。聖書では教会をギリシア語でエクレシアと書きますが、意味は呼び集められた群れです。すなわち、信者の集まりこそが教会です。世界中の信者全体が教会です。

毎週日曜日は礼拝の日

仙台カナン教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜日 祈祷会
14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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