使徒信条解説 11 

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使徒信条解説 11 

天にのぼり

 イエス・キリストの昇天については、使徒言行録1章に印象深く記されています。「イエスは彼らが見ているうちに天に上げられたが、雲に覆われて彼らの目から見えなくなった。イエスが離れ去って行かれるとき、彼らは天を見つめていた。すると、白い服を着た二人の人がそばに立って、言った。『ガリラヤの人たち、なぜ天を見上げて立っているのか。あなたがたから離れて天に上げられたイエスは、天に行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになる』」(1:9~11)。

 弟子が見ている前でイエスが天にあげられたとは、その時の弟子たちがこのことを見たというだけでなく、教会が目撃したということです。それゆえ、地上の教会は、死んで復活し、天にあげられた主イエスの目撃証人です。

 また、昇天は、神の永遠のみ子が天から下ったので、再び神の子として戻っていかれたというだけではありません。十字架において贖いを成し遂げ、死から復活したお方が、わたしたちの代表として、すなわち人として、その体のまま天にあげられたということです。

 イエス・キリストが体をもって天にあげられたことは、わたしたちと同じ体がすでに天にあるということであり、わたしたちも復活の後に天の国でもある神の国を受け継ぐことの確かな保証です。
また、わたしたちの贖い主が、天の父なる神の前で、わたしたちの弁護者となり、わたしたちのために父に執り成しをしておられることを信じることができます。

 地上の教会は、イエス・キリストをかしらとする、体なる教会であると聖書は教えています。かしらであるイエスが天におられるとは、教会は地上にあるにしても天的存在であるということです。わたしたちは、この地上の教会に属することで、天の祝福にあずかり、永遠の命に生きていることも、神の国を受け継ぐことも確信することができます。

 洗礼を受けてキリストの体である教会の一員になることには大切な意味があります。

毎週日曜日は礼拝の日

仙台カナン教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜日 祈祷会
14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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