歴史的な信仰

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歴史的な信仰

キリスト教にふれたばかりの方は、旧約の世界を前提にしてキリストとその救いを知るのはわかりづらいし面倒くさいと思うかもしれません。そう思うのも無理のないことなのですが、このことはキリスト教が歴史的で確かな信仰であることの証しでもあります。

キリストの降誕を準備する待降節(アドベント)に入りました。礼拝説教はルカ福音書のキリスト誕生の箇所を取り上げます。

ルカとマタイが記すキリスト誕生のできごとには、旧約聖書との関連や旧約の預言が成したことを示唆する記述がいくつも出てきます。これは、キリストの誕生また新約聖書そのもの
が旧約聖書を前提としている、あるいは旧約聖書の続きであることを意味しています。

今日の聖書箇所では、祭司が登場し、神殿の中で儀式を行っているところに天使ガブリエルが登場します。これは旧約聖書が教える神殿礼拝を前提としています。

 天使ガブリエルが生まれてくる男の子ヨハネについて「彼はエリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、…準備のできた民を主のために用意する」(1:17)と語っています。この言葉は旧約聖書マラキ書3:23、24が記している、救いが実現する主の日が来る前にエリヤのような預言者を遣わして、主の日を迎える準備を神の民にさせるとの預言が、生まれてくるヨハネにおいて成就することを教えたいのです。

 キリスト教にふれたばかりの方は、旧約の世界を前提にしてキリストとその救いを知るのはわかりづらいし面倒くさいと思うかもしれません。そう思うのも無理のないことなのですが、このことはキリスト教が歴史的で確かな信仰であることの証しでもあります。

 歴史的とは、①歴史の中で実際に起ったことにもとづく教えであること、②キリスト教には長い歴史があるということであり、それだけ信用がおけるということ、③聖書の神はこの長い歴史に関わり、歴史を導くお方であるということです。

 新約聖書は1世紀ごろに書かれたものであり、その後、今日まで2000年間のキリスト教の歴史が加わります。その間にキリスト教は世界中の国・民族に広がっていきました。この事実は、聖書の教えと救いには時代と場所を超えた普遍的真理があるということです。

毎週日曜日は礼拝の日

仙台カナン教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜日 祈祷会
14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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