2020年12月06日「愛がそれを望むまでは」

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愛がそれを望むまでは

日付
説教
橋谷英徳 牧師
聖書
雅歌 2章2節~17節

音声ファイル

聖書の言葉

02:01わたしはシャロンのばら、野のゆり。
02:02おとめたちの中にいるわたしの恋人は
茨の中に咲きいでたゆりの花。
02:03若者たちの中にいるわたしの恋しい人は
森の中に立つりんごの木。わたしはその木陰を慕って座り
甘い実を口にふくみました。
02:04その人はわたしを宴の家に伴い
わたしの上に愛の旗を掲げてくれました。
02:05ぶどうのお菓子でわたしを養い
りんごで力づけてください。わたしは恋に病んでいますから。
02:06あの人が左の腕をわたしの頭の下に伸べ
右の腕でわたしを抱いてくださればよいのに。
02:07エルサレムのおとめたちよ
野のかもしか、雌鹿にかけて誓ってください
愛がそれを望むまでは
愛を呼びさまさないと。
02:08恋しい人の声が聞こえます。山を越え、丘を跳んでやって来ます。
02:09恋しい人はかもしかのよう
若い雄鹿のようです。ごらんなさい、もう家の外に立って
窓からうかがい
格子の外からのぞいています。
02:10恋しい人は言います。「恋人よ、美しいひとよ
さあ、立って出ておいで。
02:11ごらん、冬は去り、雨の季節は終った。
02:12花は地に咲きいで、小鳥の歌うときが来た。この里にも山鳩の声が聞こえる。
02:13いちじくの実は熟し、ぶどうの花は香る。恋人よ、美しいひとよ
さあ、立って出ておいで。
02:14岩の裂け目、崖の穴にひそむわたしの鳩よ
姿を見せ、声を聞かせておくれ。お前の声は快く、お前の姿は愛らしい。」
02:15狐たちをつかまえてください
ぶどう畑を荒らす小狐を。わたしたちのぶどう畑は花盛りですから。
02:16恋しいあの人はわたしのもの
わたしはあの人のもの
ゆりの中で群れを飼っている人のもの。
02:17夕べの風が騒ぎ、影が闇にまぎれる前に
恋しい人よ、どうか
かもしかのように、若い雄鹿のように
深い山へ帰って来てください。雅歌 2章2節~17節

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