2021年12月13日「しかし、まだ夜なのだ」

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しかし、まだ夜なのだ

日付
説教
橋谷英徳 牧師
聖書
イザヤ書 21章1節~17節

音声ファイル

聖書の言葉

1海の荒れ野についての託宣。
ネゲブに吹き荒れるつむじ風のように彼は来る
荒れ野から、恐ろしい地から。
2厳しい幻が、わたしに示された。
「欺く者は欺き続け
荒らす者は荒らし続けている。
上れ、エラムよ
包囲せよ、メディアよ
わたしは呻きをすべて終わらせる。」
3それゆえ、わたしの腰は激しくもだえ
産婦の痛みのような痛みにとらえられた。
わたしは驚きのあまり、聞くこともできず
恐れのあまり、見ることもできない。
4わが心は乱れ、おののきが、わたしを打ちのめす。
楽しみにしていた夕暮れは
かえって、わたしを恐怖に突き落とした。
5宴は広げられ、座は整えられ
人々は飲み食いしていた。
「立て、武将たちよ
盾に、油を塗れ。」
6わが主はわたしにこう言われた。
「さあ、見張りを立てよ。
見るところを報告させよ。
7彼は見るであろう。二頭立ての戦車を
ろばに乗る者、らくだに乗る者を。
耳をそばだてて聞け、油断するな。」
8見張りは叫んだ。
「わが主よ、見張り台に
わたしは一日中立ち尽くし
歩哨の部署に
わたしは夜通しついていた。
9見よ、あそこにやって来た
二頭立ての戦車を駆る者が。」
その人は叫んで、言った。
「倒れた、倒れた、バビロンが。
神々の像はすべて砕かれ、地に落ちた。」
10打たれ、踏みにじられたわたしの民よ
わたしは、あなたたちに告げた
イスラエルの神、万軍の主から
わたしが聞いたことを。
11ドマについての託宣。
セイルから、わたしを呼ぶ者がある。
「見張りの者よ、今は夜の何どきか
見張りの者よ、夜の何どきなのか。」
12見張りの者は言った。
「夜明けは近づいている、しかしまだ夜なのだ。
どうしても尋ねたいならば、尋ねよ
もう一度来るがよい。」
13荒れ地についての託宣。
荒れ地の茂みで夜を明かせ
デダンの隊商よ。
14渇いた者を迎えるために
水を持って来るがよい。
テマの地の住民よ
パンをもって、逃れてきた者を出迎えよ。
15彼らは剣、抜き身の剣
引き絞られた弓
戦いの苦しみを逃れてきたのだから。
16まことに、主はわたしにこう言われた。
雇い人の年期のように、一年たてば
ケダルの栄光はすべて尽きる。
17ケダルの勇士らの弓も残り少なくなる。
イスラエルの神、主が語られた。
イザヤ書 21章1節~17節

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