金原堅二(きんぱらけんじ)牧師の紹介

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滋賀摂理教会 金原堅二(きんぱらけんじ)牧師の礼拝風景

メッセージ

はじめまして。滋賀摂理教会の牧師 金原堅二(きんぱらけんじ)です。

私は静岡県の生まれですが、これまで香川県、兵庫県、京都府、愛知県と様々な場所で生活してきて、2021年に滋賀県へやってきました。まだ住み始めたばかりですが、休日には琵琶湖を眺めに行き、美しい景色に癒されながら過ごしています。

私は両親がクリスチャンの家庭に生まれ育ちました。ですから幼い頃から両親に連れられて教会に通うことは当然のような環境で育ちました。けれども自ら進んで教会に通うようになったのは、大学に入り一人暮らしを始めてからです。その当時から好きな聖書の御言葉に次のようなものがあります。

涸れた⾕に⿅が⽔を求めるように 神よ、わたしの魂はあなたを求める。

旧約聖書の詩篇42編冒頭の御言葉です。この詩篇を書いた詩人は聖書の神様とのつながりを慕い求めていたことがわかります。この詩人にとって、礼拝とは喜びの祭りでした。旧約聖書の時代、礼拝とはエルサレム神殿でささげるものでしたから、何らかの事情でエルサレムから遠く離れた場所にいて、それで「神様、私はあなたを慕い求めています」と心の叫びをあげているのでしょう。

私がこの御言葉に心惹かれる点は、たとえ苦しい中にあっても、「私は神様に見放されたのではないか」と思うような状況に置かれても、詩人はひたむきに助けを求めて祈っている点です。「私はいまこんなに辛い中にあります」と歌っていながらも、それ以上に神様に強い信頼をよせているのです。

キリスト教の神様との関係とはこのようなものです。信じたから「お金持ちになれる」とか「人生すべてうまくいく」というご利益をもたらす神様ではありません。でも、私たちをこれ以上なく愛してくださり、求める声を聞いてくださり、共にいてくださる神様です。ですから私たちは、どのような状況に置かれても、ただ神様に信頼することができます。嬉しいときにも、苦しいときにも、です。私はいつでもそこに喜びをもって歩んできました。

教会ではこの神様の語りかけを、聖書を通して共に耳を傾けます。初めての方も、昔行ったことがあるという方も、ぜひ教会にいらしてください。神様がくださる喜びに満ちた人生をご一緒に歩みたいと願っています。

経歴

1992年 静岡県焼津市生まれ                     
2016年 同志社大学文学部英文学科卒業。神戸改革派神学校に入学。
2021年 神戸改革派神学校卒業。滋賀摂理教会の牧師として着任。

趣味など

  • 散歩
  • けん玉
  • 物語を読むこと、観ること
    (小説、映画、漫画、etc.)