毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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イエスはベツレヘムで ルカ2:1-20
皇帝アウグストゥスの勅令からイエスの誕生物語が始まります。これまでは神が天使を用いてメシア到来を指揮してきたのですが、いっきに現世に引き戻されます。皇帝が支配するのがあの時代であり、イエスの十字架も皇帝の権威で執行されました。
当時、人は王の私物であり、人口登録は王の財産調べです。かつてダビデ王が人口調査を行って神に厳しく叱責されたのもそのためです(サム下24)。また、人を意のままに動かすことが権力の真髄です。故郷に帰って登録をせよとの勅令は皇帝権力の誇示そのものです。
ヨセフはダビデ王の家系であったので、ダビデの町ベツレヘムに行かねばなりませんでした。救い主はベツレヘムで生まれることが神の計画です(マタイ2:6)。皇帝もヨセフ自身もそのことを知るはずもなく、これらは神の摂理の意味を教えます。
神が人となってわたしたちのところに降ることは、神と人との交わりにとって最大のできごとです。この時に最高権力者である皇帝と貧しいヨセフが用いられたのですが、神の前に、役割の違いはあっても身分の高低はありません。
4節は「ヨセフは身ごもっていたいいなずけのマリアと一緒にベツレヘムに上って行った。登録するためである。」というように、「マリアと一緒に」は「上って行った」にかかるのであり、「登録するために」にではありません。
ヨセフはひとことも発しないのですが、マリアと胎の子を受け入れ、ベツレヘムへと向かう姿には、マリアへの愛情と神への信仰を読みとることができます。また、ヨセフのことを含めて一切を神にゆだねたマリアの信仰(1:38)の実りでもありました。
生まれた赤子イエスは飼い葉桶に寝かされました。宿屋に場所がなかったからですが、神の救いは、高ぶる者のためではなく、居場所もない貧しい者のためであることを端的にあらわしています。