毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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わたしの魂は主をあがめ ルカ1:39-56
マリアはナザレからエルサレムに近いザカリアの家へと向かいました。マリアの挨拶を聞くと、エリサベトの胎の子はマリアに宿った救い主を認めて喜び、おどりました。エリサベトもマリアも聖霊によって子を宿し、聖霊の恵みと力の内におかれているのですから、通じ合っていることに不思議はありません。聖霊の働きは、人に主イエスを悟らせ、賛美させることであることにおいて、昔も今も変わりません。
エリサベトはマリアに「胎内のお子さまも祝福されています」(1:42)と語っています。文字どおりに理解すれば、マリアにはすでにイエスが宿っていることになります。宿ったのは何時なのでしょうか。それはわかりませんが、マリアが「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」(38)と自らを差し出したとき、その準備は整いました。受胎の時ではなく、自らを差し出した信仰が肝心です。
「わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは」(43)には、新約の信仰があらわれています。まだマリアの胎にいるイエスを「わたしの主」と呼んでいるからです。旧約においてイスラエルの神の名前はヤハウェなのですが、このヤハウェを主(アドナイ)と呼び続けて来たのが旧約の信仰です。新約においては、神の名前である「主」がいつの間にかイエスにもつけられて、「主イエス」、「主イエス・キリスト」、「主キリスト」と呼ばれるようになりました。これは、イエスが旧約の神ヤハウェと等しい方であり、ヤハウェと同じくあがめられ、礼拝されるべき方である、ということです。
旧約の信仰に生きるエリサベトがイエスを「主」と呼んでたたえることは、十字架後にイエスに与えられる称号と賛美の先取であり、老夫婦に与えられた最も大切な役割であったといえます。
これらエリサベトの言葉を受けてマリアが歌ったのが46節以下の賛歌です。「わたしの魂」、「わたしの霊」が、はしために与えられた神の慈愛と力をたたえています。神の見るところが人とは反対であることにこそ、神の尊さがあることを歌い上げています。