毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会（お祈りの会）がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分～12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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あなたの願いは聞かれた ルカ1:5-25
本日はバプテスマのヨハネ誕生の予告なのですが、広い意味で救い主誕生の一部です。
この誕生物語には、老夫婦と若い夫婦、独り者の老人シメオンとやもめの預言者アンナが登場します。老若男女、夫婦と独り者が大切な役割を果たしていることに、人を用いて救いを成し遂げていく神の配剤を考えないわけにはいきません。まだ若いとか、もう年を取ったのでというのは人の考えであり、神は各々にふさわしい働きを用意しています。
登場する老人たちは皆神殿に関係しており、赤子イエスは、この年を重ねた信仰者たちが待ち焦がれていた神の救いそのものとして描かれています。福音宣教を始めたイエスにとって、大祭司を頂点とする神殿関係者はイエスに敵対し、神にあだする者のように描かれますが、決して皆が皆がそうだったのではないことがわかります。ザカリアとその妻エリサベトについて、「二人とも神の前に正しい人で、主の掟と定めとをすべて守り、非の打ちどころがなかった」(1:6)と書かれているのですから。
老人たちは旧約(旧い救いの契約)そのものを体現しているといえます。イエス誕生を前にして、メシア(神の救い)を待ち続けた旧約の歴史が終らんとしているからです。神の救いの約束を象徴する場所、神殿で旧約預言の成就が宣言され、み子が開始する新約の時代へと救いの歴史が転換しようとしています。
時代の転換点ですが、あるはずのないところに命が宿り、赤子が生まれる、すなわちエリサベトからヨハネ、マリアからイエスが誕生する点で共通しています。アダムにおいて神と共に生きるという命を失った人類が、聖霊によって直接宿った赤子たちにより、再び命が与えられようとしています。
エリサベトは、主はわたしに目を止めてくださったと言って神に感謝をささげました。主の誕生は、神のまなざしがわたしたちに向けられていることを思い起こさせます。