2025年10月26日(日) 日曜礼拝「どこにいるのか」

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2025年10月26日(日) 日曜礼拝「どこにいるのか」

10月26日(日) 10時30分からの日曜礼拝は今井献 牧師による「どこにいるのか」です。聖書は旧約聖書「創世記」 3章8節から11節。この礼拝はキリスト教に興味がある方ならどなたでも参加できます。皆さまお気軽にお越しください。次をクリックすると、10時15分から礼拝を見ることができます。https://youtube.com/live/CI9K7L2MzsM



どこにいるのか  創3:8-19

 「その日」(創3:8)神が園に来て、「どこにいるのか」(9)と呼ぶと、人は「あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。」(10)と答えました。

 聖書は、その後人がスゴスゴと木の陰から出て来たと書いておらず、神を避けたままです。これを教理では、神を見失って堕落した人間の状態として教えます。命である神を失い、罪と死に支配された人間の歴史の始まりです。

 15節に「原始福音」と言われる神の救いの約束が記されています。「お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に/わたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕き/お前は彼のかかとを砕く。」

女の子孫が蛇の頭を砕くとは、蛇が行ったたくらみを砕いて無効にするということです。女のすえとはマリアから生まれるイエス・キリストです。このキリストが、罪と死の支配から人を救い、神との命に満ちた関係を回復させました。わたしたちが神の子と呼ばれることは、回復された神との関係を端的に示しています。

「お前は彼のかかとを砕く」とは、蛇も女の末に一撃を加えて苦しめるということです。キリストの十字架における苦悩においてこの一撃が実現しました。

 本当なら、人が神を裏切ったのですから、神と人との間に敵意が置かれてしかるべきでしたが、敵意を女と蛇の間に置くことで、人はあくまでも神の側に位置づけられています。これは神の愛とあわれみです。

 女に対して「お前は、苦しんで子を産む」(16)は、神の祝福である「産めよ、増えよ、地に満ちて」(2:28)がそこなわれたことを意味します。「お前は、男を求め/彼はお前を支配する」は、神が男と女の関係をそう定めたのではなく、堕落の現実を語ったにすぎません。力の強い者が弱い者を不当に支配するという悲しい現実です。「彼に会う助ける者」(2:18)を力で支配する人間関係の中に、神の祝福と平安はありません。それゆえ、蛇の頭を砕く救い主が必要なのです。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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