2025年10月19日(日) 日曜礼拝「蛇の誘惑」

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2025年10月19日(日) 日曜礼拝「蛇の誘惑」

次をクリックすると、説教動画を見ることができます。https://youtu.be/TnTlQs4wLaY



蛇の誘惑  創世記3:1-13

 本日の箇所は、善悪の知識の木をめぐってなされた神に対する人間の応答です。

 狡猾な蛇が女に近づきました。男と女は「一体となった」(創2:24)とありますが、善悪の知識の木からは食べるなとの神の警告を直接聞いたのは男でした。女はこの警告を男から聞いたはずです。この女に近づいたことは蛇のずる賢さをあらわしています。

「園のどの木からも食べてはいけない、などと神は言われたのか。」と問われた女は答えました。「食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないから、と神様はおっしゃいました。」 ここには作りごとが入っています。「触れてはいけない」と神は言っていません。

蛇はつけ入って「決して死ぬことはない。それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ。」(3:4,5)と語りかけます。
神はウソをついている。食べると、人は自分で善悪を判断できるようになり、神の束縛から自由になり、神のようになれる。神は人を支配したいだけだ。神より俺を信用しろ、と蛇は誘ったのです。

「女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、・・・」(6)。見た目に心を動かされ、女はとって食べてしまいました。食べた後男にも渡すと、一体である男も食べてしまいました。まず女に近づくという蛇の策略が成功したのです。

「食べると必ず死んでしまう」(2:17)との神の警告はどうなったのでしょうか。人は霊的に死んだものとなり、神と人、人と人との命に満ちた関係が失われてしまいました。

 男と女との間にはいちじくの葉が入り、一体ではなくなりました。人間同士の間に、うそ、ごまかし、猜疑心、敵意、支配欲その他が満ちるようになりました。7

 また人は神を見失ったことで、神にある命を失って霊的に死んでしまいました。これが恵み深い神への人間の応答でした。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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