毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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人間の創造 創2:24-2:3
世の中また世界の中でおこる問題のほとんどは人の問題であるといえます。新型コロナウィルスの登場や自然災害については、人が原因ではありませんが、人類の英知と愛と政治的判断力が試されるという点で人の問題でもあります。
人間とは何か。これはキリスト教の根本問題であり、聖書は創世記において人間の起源について記しています。キリストの救いにおいても、何からの救いであるか、罪と死からの救いであるという点で、人間の本質を問うています。
「我々にかたどり、我々に似せて人を造ろう。」(創1:26) ここに人間の起源があります。「我々」とは、熟慮の複数形といわれるもので、人を神に似せて造るのは神の熟慮のすえ、深い考えがあってのことであることを示しています。熟慮とは、「海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させる」(26)ために、神に似せて人を創造するということです。
天地に満ちるものはすべて神が造った神のものです。人間も被造物ですが、神のものである一切が人間にまかされたという点で、単なる被造物ではなく神の代理人です。すなわち神の側に位置しています。神の代理人なのですから、神を知り、礼拝できないとつとまりません。
神にかたどって「人」を造ることが第一に強調され、最後に「男と女に創造された」と記されています。これはとても大切な点です。男と女の区別が上位概念ではなく、神のかたちを持つ人として同等であることが上位です。そのもとで性の区別があるということです。
聖書の世界を含めて、ほぼすべての社会が男性を中心として作られてきました。旧約の箴言は知恵の書と言われますが、男性の読者を前提とし、女性は誘惑する危険な存在として繰り返し語っています。
しかし、イエスは、復活後の人はめとることも嫁ぐこともなく、天使に等しい神の子であると教えています(ルカ20:35,36)。イエスの救いは、わたしたちを神に似た全き人につくり変えます。