毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会（お祈りの会）がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分～12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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一人ひとりの世界 ロマ12:3-8
地球は一つであり、この地球の上に約82億という人が住んでいます。それゆえ、みなが一つの世界に住んでいるといえます。
辞書で引くと「世界」には多様な意味があります。100メートル世界記録という場合には、全人類の中で一番早い記録であり、「世界」とは全人類という意味。世界観という場合には、宇宙を含めた一切についてのある見方であって、「世界」は全人類を超える概念です。医者の世界、学者の世界という場合、「世界」は同類の者の集まりを意味します。将棋の世界という場合には、特定の範囲をさして「世界」を使います。
あの人とは世界が違うといういい方もあります。生き方やものの考え方、すなわち価値観が違うことをさして「世界」が違うとなります。
ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は、同じ世界に生きているのでしょうか。客観的には同じ時代の同じ地球にいて、同じ大統領の職責についているのですから同じ世界に生きているといえます。しかし、世界をどう認識し、どのような世界を大統領として目指すのかという観点では、全く別の世界にいるといえます。
人の頭の中、すなわち認識の中にある「世界」は、各人が生きていくためにはとても重要です。敵を定め、敵を攻撃することが善であるという世界を頭の中に思い描くこともできれば、自分を愛するように隣人を愛するという世界を思い描くこともできるのがわたしたちです。
実は、誰もが自分の頭の中に自分の目で見て、自分が理解している世界を持っています。実はそれが世界であり、むつかしくいうと各人の世界観・人生観となります。客観的な世界とういのは幻想かもしれません。
ただし、各人の世界は変わるものです。敗戦、高度成長、結婚、就職、失業、病気、家族の死、災害、新しい知識、技術革新などにより世界が変われば生き方も変わってきます。
イエス・キリストによってわたしたちを死から命へと救い出す神がいることを知って、自分の生きている世界と生き方がかわること、これがキリスト教の救いです。