2025年9月14日(日) 日曜礼拝「わたしを愛しているか」

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2025年9月14日(日) 日曜礼拝「わたしを愛しているか」

次をクリックすると、説教動画を見ることができます。https://youtu.be/oLvPrU26Dgc



わたしを愛しているか  ヨハネ21:15-19

 イエスがペトロに「わたしを愛しているか」と3回問うたのは、ペトロがイエスを3回否んだからです。ただし、ペトロを拒むためではなく、もう一度弟子のリーダーとしてたて、教会をゆだねるためです。

「わたしの羊を飼いなさい」とは、ペトロを牧者とすることの宣言でもありますが、ペトロが養う羊とは「わたしの羊」、すなわちイエスが死をもって救い出した羊です。それゆえ「わたしを愛しているか」をペトロに問うています。これが牧者の真の資格です。

 ヨハネ10章でイエスは次のように語りました。「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。・・・わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。こうして、羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群れになる。」(11、17)。

 命を捨てて呼び集めたのがイエスの羊は、国を超え、世代を超えて世界中に存在します。それを一つの群れにするつとめを、ペトロを代表とする牧者たちにゆだねているのです。

 そのつとめは、以前のペトロにはできないことでした。しかし、イエスが「わたしの行く所に、あなたは今ついて来ることはできないが、後でついて来ることになる。」(13:36)と語った、「後でついてくる」との時がここに来たのです。

 また、3回とは、単なる回数ではなく、深く、徹底的にという意味であり、命がけで「わたしを愛するか」とペトロに覚悟を求めたのです。

 ペトロの答えは、自分自身の力に頼ったり、誇りやおごりから出たものではなく、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存知です」という、謙虚なものでした。これにイエスは、「年をとると、両手を伸ばして、他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる。」と応じ、ペトロ自身の殉教を予告しました。

 本日は敬老のお祝いをしますが、「年をとると」には含蓄があります。高齢になってあらわせる神の栄光がある。信仰の大切な輝きです。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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