2025年7月27日(日) 日曜礼拝「イエスの葬り」

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2025年7月27日(日) 日曜礼拝「イエスの葬り」

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イエスの葬り   ヨハネ19:28-42

 キリストによる救いを福音と言います。福音とは何か、イエス・キリストの教えと行いのどこにわたしたちの救いを確信したらよいのかと問うなら、答えはキリストの十字架と復活です(Ⅰコリ15:1-4)。

 ヨハネ福音書のイエスの十字架は、事実を淡々と描いているのではなく、イエスの死がわたしたちに救いをもたらすことを教えるために技巧をこらして描いています。

 ローマ兵がイエスの足を折って息の根を止めようとしたところ、既に死んでいたので折らなかったことについて、「その骨は一つも砕かれない」という聖書の言葉が実現するためであった(ヨハネ19:36)と注意書きを加えています。これは詩34:22、「…主に従がう人には災いが重なるが/主はそのすべてから救い出し/骨の一本も損なわれることのないように/彼を守ってくださる。」と関係しています。

 これは、十字架が神のみ手の中で起こった出来事であることを教えるものです。また、足の骨が折られなかったのは、復活にそなえてのことであるのは明らかです。キリストの復活は信じる者の復活を保障する初穂なのですから、わたしたちが死んで葬られても、復活のためのからだが同じく守られることは明らかです。ウ小問37。

 兵士がヤリでイエスのわき腹を突き刺したことについても「彼らは、自分たちの突き刺した者を見る」(37)と、ゼカリヤ書12:10を引いて注意書きをしています。

「彼ら」とは、兵隊たちが復活のイエスを見ることになるとの意味にも取れますが、わたしたちのためにイエスが十字架にかかったのだとの信仰理解にしたがえば、イエスを十字架につけて突き刺したのはわたしたちであり、わたしたちが復活のイエスを見ることになる、ということになります。

 イエスの死のあり様は、隠れた弟子であったアリマタヤのヨセフとニコデモに勇気を与え、ユダヤ人の前でイエスの遺体を引き取るとの行動をとらせました。イエスの十字架は、わたしたちを新しく生きる力と勇気を与えます。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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