毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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十字架のイエス ヨハネ19:16-17
ヨハネ福音書の十字架の記述は、罪状書きと十字架の上からイエスが母マリアに語りかける点で他の福音書と違っています。
「ナザレのイエス、ユダヤ人の王」との罪状書きがヘブライ語、ラテン語、ギリシア語で書かれていたとあります。ラテン語はイエスを処刑したローマ帝国のことばです。ギリシア語は当時の地中海一帯の共通言語であり、新約聖書もギリシア語で記されました。また、ヘブライ語はユダヤ人のことばであり、多くのユダヤ人がその罪状書きを読んだとわざわざ記されています(19:20)。
ユダヤ人から「自称した」と加えろとの要求があったが、ピラトが断ったともあります。
「王」であることは自称ではなく、神が定めたこと、この罪状書きは世界中の人によって読まれるべきであることを示しています。
十字架のできごとを「婦人たちも遠くから見守っていた」(マルコ15:40)というのとは違って、ヨハネ福音書ではイエスの十字架のそばに何人かの婦人と共に母マリアがいます(19:25)。12弟子は皆逃げ出したはずなのに、イエスの愛していた弟子もそこにいます。
イエスは、マリアに対して「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」(26)と語り、この弟子に「見なさい。これはあなたの母です」と語って母マリアを託します。
愛する弟子とは誰かについては、21:24に福音書を書いたのはこのイエスが愛した弟子であると記されているので、12使徒のヨハネであろうと推測されています。
イエスは、自分の死にさいして、母マリアを心配し、特別に愛していた弟子に母を委ねたのです。それだけでなく、死と復活の後、イエスはすべての者にとっての信仰の対象となり、マリアもイエスを神のみ子・救い主と信じ、ひれ伏すことになります。すなわち母と子の関係を超越します。マリアとヨハネを新新たに親子関係にすることで、イエスは十字架の重大性を示したのです。