2025年6月22日(日) 日曜礼拝「見よ、この男だ」

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2025年6月22日(日) 日曜礼拝「見よ、この男だ」

次をクリックすると、説教動画を見ることができます。 https://youtu.be/OOkRJDHLfeU



見よ、この男だ   ヨハネ18:37--19:16

 イエスはピラトに向って「わたしは真理について証しするために生まれ」(18:37)と語りました。証し(マルトゥス)が語源となって殉教者(マーター)ができました。血を流す命がけの証しが殉教だからです。イエスは罪人の救いという真理を証しするため、すなわち殉教するために生まれてきたのです。

ピラトはそれを聞いて「真理とは何か」(38)とうそぶいてユダヤ人のところに出て行ってしまいます。

 ただしユダヤ人に対して、ピラトはイエスに罪を見いだせないと3度も語り(18:38、19:4、6)、イエスの釈放に努めます(12)。イエスとのやり取りにおいて、ユダヤ人の恨みを買ったのは確かだが、何も悪いことはしていないとの確証を得ていたのです。このピラトは、罪のないイエスがわたしたち罪人に代わって神の裁きを受ける、すなわち殉教するという神の救いを解説する役回りを課されているのです。

 ピラトは、茨の冠と紫の服を着せられ、さんざん侮辱されたみじめな姿のイエスをユダヤ人の前に引き出し、「見よ、この男だ」と言いました。このピラトのことばは、エッケ・ホモ(ラテン語)として有名です。ピラトは「真理とは何か」と捨てゼリフを吐いたのですが、後で「見よ、この男だ (エッケ・ホモ)」と語って真理であるイエスを指し示しています。「わたしは道であり、真理であり、命である」と語ったイエスを、ピラトは裁判において「真理とは何か。」「見よ、この男だ」と証言することになったのです。

 真理とはわたしたちの目に輝かしく映るものなのか、みじめな姿にしか見えないものなのか、考えてみる価値はあります。

 ピラトはユダヤ人に向って「お前たちが十字架につけろ」と言うのですが、ユダヤ人は「この男は死罪に当たります。神の子と自称したからです」(7)と返しました。イエスは確かに、わたしは天から降ってきた神の子であると語っていました。この「イエスは神の子」であることを、ユダヤ人は図らずも裁判において証言してしまいました。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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