2025年3月30日(日) 日曜礼拝「イエスを十字架につけろ」

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2025年3月30日(日) 日曜礼拝「イエスを十字架につけろ」

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イエスを十字架につけろ     マタイ27:11-26

 本日は総督ピラトによる裁判です。総督ピラトとは使徒信条に出てくるポンテオ・ピラトです。当時ユダヤはローマ帝国の占領下にあり、裁判権を持っていなかったため、イエスの処刑には皇帝から派遣された総督の判決が必要でした。

 大祭司カイアファによる裁判の時と同じように、ピラトの前でも、イエスは何を言われても黙っています。イザヤ53:7「ほふり場に引かれていく小羊のように、毛を刈る者の前にものを言わない羊のように、彼は口を開かなかった」のとおりです。

 ピラトは、イエスがねたみのために訴えられていることが分かりました。それで、イエスを釈放しようとして、祭りの習慣である恩赦を持ち出し、バラバとイエス、どちらを釈放しようかと問いかけました。「評判の囚人」とは名の知れた囚人、悪名高い囚人という意味です。

 ピラトには、「あの正しい人に関係しないでください」(27:19)夢でうなされましたから、との妻からの伝言が届きました。イエス誕生の時、ヨセフに何度も夢でお告げがありましたが、ここでも夢が登場し、ピラトの妻はイエスを「正しい人」と告げます。
 ピラトは、最後に群衆の前で手を洗って、「この人の血について、わたしには責任がない」と宣言し、イエスが無罪であることを示しました。

 以上のことは、イエスには罪や非がないことを示しています。特に、地上における最高権威である皇帝権によって無罪と判断されたことは、イエスが罪なき神の小羊であることを、間接的に明らかにしています。

 それでもユダヤ人の声に押し切られて、悪党バラバが赦され、罪なきイエスが罰せられることになりました。このことは、わたしたちが赦されて、イエスが罰せられるという、十字架による神の救いの奥義をあらわしています。

 また、地上の権威者が正義を重んじないという、堕落した姿をも明らかにしています。地上には正義も救いもありません。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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