毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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お前はメシアか マタイ26:57-68
本日は、大祭司カイアファの前でのイエスの裁判です。
大祭司とは、旧約宗教において、神が任命した宗教的最高責任者であり、大祭司のもとで動物をささげて罪を償う儀式がなされていました。動物犠牲によって人の罪を赦すのは、代理贖罪です。
イエスがわたしたちの身代りとなって罪の罰としての死を受けることも、代理贖罪です。イエスの犠牲により罪の赦しが完成したことで、旧約宗教は終了しました。代理贖罪という十字架の死が大祭司のもとで実現することは、神の計画であり、聖書の言葉の実現です(26:54)。
イエスが捕らえられると、律法学者や長老たちすなわち最高法院の議員がイエスを裁くために集ってきました。
旧約聖書は厳格な裁判制度を定めているため、茶番であっても、証言が必要ですが、偽証人を複数連れてきても、証拠がそろいませんでした。その中に、「この男は、『神の神殿を打ち倒し、三日あれば建てることができる』といいました」(61)というものがありました。これはイエスが三日後に復活することを示唆するものです。
黙り続けるイエスに、大祭司が「お前は神の子、メシアなのか」と問うと、イエスは「それは、あなたが言ったことです。・・・あなたがたはやがて、人の子が全能の神の右に座り、天の雲に乗って来るのを見る」(64)と語りました。
「あなたが言ったこと」とは、いらだちや悪意から語ったにしても、大祭司の立場でのわたしについての正しい証言だという意味です。
そして、旧約ダニエル書7:13「見よ、『人の子』のようなものが天の雲に乗り・・・」を引用して、自身が神から支配権を託されて、永遠に統治する天的存在であることを示唆しました。
このイエスの言葉を聞いて、大祭司は神を冒涜したイエスは死刑にあたいすると、議員たちを扇動しました。
大祭司は、このやり取りの中で、イエスの正体を口にし、代理贖罪を完成させるためにイエスを十字架の死へと送ったのです。