毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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裏切っていいのか マタイ26:31-35 69-75
イエスの受難物語には弟子の裏切りが二つ記されています。一つはユダがユダヤ当局に銀貨30枚でイエスを売り渡すできごと、もう一つがペトロが大祭司の邸宅で恐ろしさのあまりイエスを知らないと公言してしまう話です。
ユダは、イエスが裁判を受けた後に後悔するのですが、「我々の知ったことではない。お前の問題だ」(27:4)と当局に冷たくあしらわれて自殺してしまいます。
ペトロは、イエスを知らないと3度否定した後「外に出て、激しく泣いた」(26:75)のですが、立ち直って弟子のリーダーとなり、教会の創立において神に用いられました。
裏切ることになった原因・理由について、ユダの場合は不明なのですが、ペトロについては読み取れます。「たとえ、みんながあなたにつまずいても、わたしは決してつまずきません」(26:33)、「たとえ、ご一緒に死なねばならなくなったとしても、あなたのことを知らないなどとは決して申しません」(35)とあります。自信過剰と、競争心です。また「弟子たちも皆、同じように言った」(35)とあるとおり、これらはペトロに限ったことではありませんでした。
ペトロがイエスなんか知らないと否定したのは、女中がペトロにかけた一言、「あなたもガリラヤのイエスと一緒にいた」(69)、で怖くなったからです。仲間に囲まれた席ではイエスと一緒に死ぬ覚悟であると豪語できても、大祭司の中庭に一人きりだとイエスと一緒にいたことはないと逃げを打つ。本当の覚悟がなかったのです。また、わたしたちと同じ弱い一人の人間であったのです。
ペトロは、イエスを裏切ったと同時に、自分自身を裏切ったのです。他の弟子もイエスを捨てて逃げ去ったのですから、同じくイエスと自分自身を裏切りました。
裏切って言いわけがありません。それでもわたしたちは裏切ってしまうのです。それゆえ、キリストの救いが必要です。