2024年3月17日(日) 日曜礼拝「ペトロの裏切り」

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2024年3月17日(日) 日曜礼拝「ペトロの裏切り」

以下をクリックすると説教動画を見ることができます。https://youtube.com/live/zoAygjwnVAk



ペトロの裏切り      ルカ22:54-62

 逮捕されたイエスは大祭司の館に連れて行かれました。この後、イエスは大祭司のもとで死刑と判断され、ピラトの所に送られます。イエスは、旧約聖書が定める罪を償う犠牲のささげ物として、わたしたちの身代わりとして十字架にかかるのですから、旧約聖書が定めた神殿の最高責任者である大祭司のもとに連れて行かれるのは当然です。

 「ペトロは遠く離れて従った」(22:54)とは、単なる距離のことだけでなく、イエスを裏切ることになるイエスとペトロとの関係性を暗示しています。イエスに従うことが弟子のあり方ですが、ペトロは「遠く離れて」従っていたのです。

 ペトロは中庭に入り、人々に紛れてたき火にあたっていると、ひとりの女中がペトロを「じっと見つめて、『この人も一緒にいた』」(56)と言いました。イエスと一緒にいることこそ、ペトロの願いであり決意であり、「主よ、ご一緒なら、牢に入っても死んでもよいと覚悟しております」(33)、とついさっきイエスに誓ったばかりです。しかし「わたしはあの人を知らない」(57)と答えてしまったのです。

 こう一度答えてしまえば、二度、三度と問い詰められても、知らない、知らないといい張るしかありません。

 「突然鶏が鳴いた。主は振り向いてペトロを見つめられた」(60、61)。
 イエスはペトロを責めるためではなく、「わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った」(32)眼差しです。

 女中は責めるためにペトロを見つめましたが、イエスはペトロをゆるし、立ち直らせるために見つめました。このイエスの眼差しがわたしたちに向けられていることを忘れてはなりません。

 ペトロはがいつ立ち直ったかについては明らかではありませんが、イエスの復活後であることはたしかです。ペトロがイエスの眼差しに気づいて後悔したり自分に絶望したことは想像できますが、これで立ち直ったとは思えません。復活のイエスと共に、再びイエスの弟子として歩き出しました。イエスの復活こそがわたしたちの力の源泉です。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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