2022年10月2日(日) 日曜礼拝「律法学者の教え」

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2022年10月2日(日) 日曜礼拝「律法学者の教え」

次をクリックすると、説教動画を見ることができます。https://youtu.be/CpQyLDR32PI



メシアはダビデの子なのか マルコ12:35-40
今日はイエスが律法学者を厳しく批判するところです。

 「どうして律法学者たちは、『メシアはダビデの子だ』というのか」(12:35)とイエスは非難しました。「メシアはダビデの子だ」とは、「メシアが神の子であるはずがない」という律法学者の出張であり、「イエスは、メシアであり神の子である」とのキリスト教の福音を否定したのです。天に神がおり、メシアも神であるなら、神が二人になり、「神は唯一である。他に神はいない」(12:32)との信仰に反するからです。

 しかし、マルコの冒頭に「神の子イエス・キリストの福音の初め」(1:1)と宣言されているとおり、イエスはキリスト(メシア)であり、かつ神の子であることがキリスト教信仰の根本です。

 この対立する問題について、イエスは、ダビデが作ったとされる詩編の一節「主は、わたしの主にお告げになった」(110:1)を引いて、律法学者の主張を否定しました。

 ここでの「主」とはヤハウェです。ヤハウェとは、神がイスラエルを救い出すためにモーセをエジプトに遣わすに当たって啓示した神ご自身の名前です(出6:2,3)。イスラエルの神の固有の名前です。

それゆえ、この一節は「ヤハウェは、わたしのヤハウェにお告げになった」となります。最初のヤハウェは、天に臨在する神なるヤハウェ。二番目のヤハウェは、ダビデの待ち望むメシアであるヤハウェという意味です。天におられるヤハウェと、メシアであるヤハウェ、まるでヤハウェなる神が二人いるかのようですが、これがダビデのメシア理解であり、メシアはヤハウェなる神であるとイエスは語りました。

 唯一の神である主でありつつ、父、子、聖霊という区別があることを、教会は三位一体の教理として整理してきました。

 38節以下に律法学者の振る舞いを徹底的に非難しています。神のみ子のメシアとしての自己犠牲を受け入れない彼らの行きつく先が欺瞞に満ちた宗教指導であることを指摘したものです。律法を頭で理解することと実際の生き方とが違うことへの警告です。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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