2022年5月1日(日) 日曜礼拝「あなたがたに平和」

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2022年5月1日(日) 日曜礼拝「あなたがたに平和」

次をクリックすると、説教動画を見ることができます。https://youtu.be/Nx39n2AKVwk



 復活の主と共に食卓についた二人の弟子がエマオからエルサレムに大急ぎで戻ると、主がシモン(ペトロ)に現れたと語り合っていました。突然その真ん中にイエスが立ち、「あなたがたに平和」と語りました。

 「平和」は、イエス誕生の夜、天の軍勢が「地には平和、御心に適う人にあれ」(ルカ1:14)と賛美した平和・平安です。これは、争いや戦争のない世界平和の意味ではありません。神によって与えられる平安であり、赤子イエスを抱いたシメオンがえたものです。「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり/この僕を安らかに(平安に)去らせてくださいます。わたしはこの目であなたの救いを見たからです」(2:29-30)。

 復活の主にお会いするとは、神の救いを見たということです。「平安あれ」とは、このときに最もふさわしい呼びかけです。

 ただし、使徒を中心とする弟子たちは、あらわれたイエスを前にして驚き恐れ、亡霊を見ているのではないかと思うなど取り乱した様子でした。それで、手足を触ってみるようにと差し出すなどしてもまだ半信半疑のようなので、魚を皆の前で食べて見せました。とてもユーモラスな場面のようにも思えますが、イエスの復活を認めることが神の救いの本質を理解することであったので、手を変え品を変えて弟子たちを説得したのです。

 その後、イエスは「わたしについて」旧約聖書が書いていることは必ずすべて実現するということを再確認させるのですが、「わたし」とは復活したイエスのことですから、十字架以前に弟子たちが抱いていたメシア観の否定と、新しいメシア理解を求めることでした。それが死んで復活するメシア像と、イエスの名による悔い改めが世界中に伝えられるということです。世界中にとは、ユダヤ人も異邦人も区別なくという意味です。この神の救いに区別なし、ということはユダヤ人にとっては驚天動地のことでした。

 教会は復活のイエスを目撃した唯一の証人です。それゆえ、世界の救いのために、証人となって証言する責任があるのです。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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