2021年7月4日(日) 日曜礼拝「神の武具を身に着けて」

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2021年7月4日(日) 日曜礼拝「神の武具を身に着けて」

以下をクリックすると説教録画を見ることができます。 https://youtu.be/Crz6HhLLTn4



説教要旨

本日の箇所は、エフェソ書全体の教えについての結論であり、中心は二度と繰り返されている「神の武具を身に着けなさい」(11、13)です。

 その目的は「主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい」(10)です。ただし、正確には「強くなりなさい」ではなく、「強くされなさい、強められなさい、力づけられなさい」です。すなわち、自分で強くなるのではなく、主の偉大な力によって強くされよ、というる受動形です。

 この点は重要です。なぜなら戦うべき相手は人間すなわち「血肉」(12)ではなく、「悪魔」(11)、「支配と権威、闇の世界の支配者、天上にいる悪の諸霊」(12)と表現されているものであるからです。人の力では太刀打ちできないものを相手として、勇敢に霊の戦いを行っていかなければならないのがキリスト者なのですから、自分で自分を強くするのではなく、すべての点で、主によって強くされることが必要です。主によって強くされるために、いろいろな神の武具を身に着けよ、というのがパウロの結論です。

 神の武具を身に着けたキリスト者の姿が「立って、真理を帯として腰に締め、正義を胸当てとして着け、平和の福音を告げる準備を履物としなさい。なおその上に、信仰を盾として取りなさい。それによって、悪い者の放つ火の矢をことごとく消すことができるのです。また、救いを兜としてかぶり、霊の剣、すなわち神の言葉を取りなさい」(14-17)と描かれています。

 他と違う説明があることで、神の武具の中でも、信仰と神の言葉の二つが特に強調されていることがわかります。
 
 信仰とは、悪魔の策略を突き返す盾であるというほど、鉄壁の防御であるとパウロは書いています。けれど、わたしの信仰は弱くて、と話す日本人の信徒がとても多いようにわたしには思えます。信仰こそが悪に対する真の盾、防御であるはずなのに、信仰の弱さを口にするのはなぜなのでしょうか。

また神の言葉とは何なのでしょうか。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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