教会で「バケツ稲づくり」をはじめてみました その7
「一粒のお米をバケツで育てる」バケツ稲プロジェクト♪ 機関誌の「リジョイス」にて掲載中の呼びかけに応じて「はじめてみた」を赤裸々に報告しています。 第7回目は「ひとめぼれ」です。
「一粒のお米をバケツで育てる」バケツ稲プロジェクト♪
もう皆さまの周りでも田植えはおすみでしょうか。
前回、無事に芽が出てホッとした様子をお伝えしました。このように苗を育てる作業を育苗というのだそうです。自分で昨年の種もみから育て、苗にされている方もおられる一方で、多くの方が共同で育苗をされている(サムネの写真がそうして育てられたもの)のだそうです。こうしてピカピカ光る苗はいつみてもキレイです。ちなみにタイトル「ひとめぼれ」は今、教会で育てている品種です。(写真の品種がなにかは聞き忘れてしまいました汗)
今回はその方々に伺ったお話をご紹介します。
わたしはてっきり、多くの方がご自分で育苗されているのだと思っていましたが、今ではかなり多くの方が育ててもらった苗を購入していると伺いました。もちろんお金はかかりますが、自分で育てるとなったら、それなりの設備は必要になるし、当然温度管理や水やりも必要になります。今は分業化も進んでいて、苗を育てる人、それを運ぶ人、耕す人、植える人などなど。西谷は多くの方が兼業農家さんなので、それぞれのご事情に合わせて分担なされて田植えをなされているご様子。田んぼに水を入れたりするタイミングも様々なんだそうです。
そんななか、御自分で育苗されている方にお話を伺ってみたところ、既に苗の時点でもう今年のお米はすべて売れてしまっているとのこと。製造業を経験したことのあるものとしては、なんともありがたい話に聞こえるのですが、なかなかこれがプレッシャーだとお話になられていました。そりゃそうですね。収穫できるのは秋です。ちゃんと苗が育ってくれるのか、枯れないのか、虫はつかないのか、台風は、、、と心配を数え出したらキリがないそうです。そのような中、今年の苗はとてもよく出来たんですよ!と破顔されていて、伺ったこちらもなんだか嬉しくなってしまいました。
また昨今のお米事情についてどう思われるかを伺うと、お米をキライにならないでほしいなぁ、とのこと。お米の消費が減っていたなか、急に起こった今回の出来事。今の状態は長くつづくわけではない。だから、教会さんがそうやってお米に興味を持ってくださるのはとても嬉しいですよ、と仰ってくださいました。
地域に立てられている教会として、皆さまとのかかわりを大切にしつつ、地域の課題をおぼえてこれからも祈り続けていきたい。そう思いました。
次回もどうぞお楽しみに!
※第8話目はコチラから ⇒ https://rcj.gr.jp/nishitani/news/detail.php?id=512
※プロジェクトの元ネタ、機関誌「リジョイス」に関するご紹介はこちらから。
https://jesus-web.org/published/rejoice/
※バケツ稲プロジェクトに関するご紹介はコチラから。今年の新規受付は終了したとのことでした。
https://life.ja-group.jp/education/bucket
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