主は山だけの神ではない | 列王記上 20章

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列王記上 20章

「主はこう言われる。『アラム人は主が山の神であって平野の神ではないと言っているので、わたしはこの大軍をことごとくあなたの手に渡す。』」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 列王記上 20章28節

主は山だけの神ではない

アラム軍が軍馬と戦車を揃えて北イスラエルの首都サマリアを攻撃しましたが、敗れ去ります。アラム側は敗れた原因を、山地にあったサマリアでの戦いに山の神であるイスラエルの神が加勢したためと分析しました。そこで次の戦いの舞台をアフェクというキネレト湖(現在のガリラヤ湖)東岸の町に決めます。湖の岸辺は平野が多く、イスラエルは山の神の加勢を得られないと考えたのです。

「山の神」「平野の神」という具合に、ある領域だけの神という考えは世界各地にみられます。しかし、限られた領域の外だと助けることができない「神」など、仮に存在したとしても無意味ではないでしょうか。

この世界全体を創造した主は、異教が考える神々のようにちっぽけな存在ではなく、あらゆる領域を治められます。きょうの個所では平地のアフェクでもイスラエルを勝利させることでそれを示されました。

アブラハム・カイパーは、「人間が存在している領域で、キリストが『私のものだ!』と宣言しない領域は1インチ四方たりともない」と言いました。そのように、私たちも世界のあらゆる領域においてキリストを主なる神として従う生活を送り、そのことを証ししてまいりたいと願います。

【祈り】

キリストこそ世界の主であることを、わたしの生きる姿勢によって、きょうも現すことができますように。

吉田 崇(吉原富士見伝道所)