今日の御言葉382 2026.5.7(木) 神の御言葉の力にゆだねられる
使徒言行録 20章32節
「そして今、神とその恵みの言葉とにあなたがたをゆだねます。この言葉は、あなたがたを造り上げ、聖なる者とされたすべての人々と共に恵みを受け継がせることができるのです。」使徒言行録 20章32節
使徒パウロがエフェソの教会の長老たちに告げた別れの言葉です。パウロが去った後、群れを荒らす者が来ること、邪説を唱える者が現れることが分かっている、と彼は言います(29,30節)。それでも自分は去らねばならないので、多くの忠告を与えると共に、神の御言葉にあなたがたをゆだねる、と彼は言うのでした。
そのためには、神の言葉が常に教会で語られねばなりません。パウロとしては、自分がずっと留まって語っていられればそれが良いのですが、彼は各地の教会を巡るため、それができません。しかし、神の御言葉が語られ続けていくなら、それを聞く聖なる者たち、つまり福音を聞いて信じ、救いに与った者たちを「造り上げる」ことができます。これは「家を建てる」という意味で、信徒たちが信仰にしっかりと立っていけるということです。そしてついには神の国を受け継ぐことができるのです。
神の御言葉には、人の魂を救う力があります(ヤコブ1:21)。しかしその御力を十分に発揮していただくには、私たちが通常の手段を良く用いる必要があります。自分勝手な解釈や、好きな所だけのつまみ食いの聖書理解によってではなく、礼拝で語られる説教、信仰告白文書や教理問答を通して御言葉の真理に深く触れられます。主イエスを信じた人は、神の御言葉とその説き明かしを聞くことを通して神の国を受け継ぐ者とされたのです。
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