今日の御言葉379 2026.4.15(水) 幻がなければ民は堕落する
箴言 29章18節
「幻がなければ民は堕落する。教えを守る者は幸いである。」箴言 29章18節
勉強も仕事も、目的意識を持って取り組まないと惰性に陥ってしまうでしょう。教会にも目的、幻(ビジョン)が必要ですが、その時々の状況により、或いは教会毎に描く幻にはある程度の多様性があります。会堂建築、教会設立、開拓伝道を目指す等々。
聖書の預言書の冒頭に出る「幻」(オバデヤ、ミカ、ナホム書等)は「ビジョン、啓示、預言」という意味です。テレビジョンというように映像として見るものです。主が預言者たちに将来起こること等を映像で見せ、預言者たちはそれを民に告げるのです。
今日の箇所の「幻」には、将来を描くビジョンという意味合いも感じられますが、やはりただ民が描く将来像というよりも、預言とか啓示のように、主から与えられた確かなものです。
では、世にあるすべての教会と信徒たちにとっての大きな共通の幻は何かと言えば、それは主イエスがもたらしてくださった神の国がやがて完成の時を迎えるという幻です。それは、こうなったら良いなとか、こうなりたいという人間の願望や将来構想ではなく、主なる神が確かなものとして示されたこの世界と教会の未来像です。実現できずに儚く消えていく淡い幻とは違います。主イエスの十字架の死と復活はそのためであると言えます。
教会に与えられた幻は、世界全体のことも含み、それがないと民は堕落し、好き勝手に振舞い(新改訳2017)、ちりぢりになってしまいます(聖書協会共同訳)。聖書の教えを守り、主の御心による神の国の完成という大きな幻を抱いて進む民は幸いです。
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