今日の御言葉369 2026.2.4(水) 父のお許しがなければ
マタイによる福音書
「二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。」マタイによる福音書 10章29節
最近、雀をあまり見かけなくなりました。環境省の調査でも、燕などと共に減少している、という結果が出ています。五、六年前でしたか、名古屋市のある公園で、ある程度の数の雀を見たことがありましたが、それ以来ほとんど見ていない気がします。
ここでは、最も小さな生き物の一つとして主イエスは取り上げておられますが、一アサリオンとは、当時の労働者の一日の賃金に相当する一デナリオンの十六分の一に当ります。今で言うと六百円くらいになるでしょうか。
「父のお許しがなければ」とは、直訳すると「父なしで、父を抜きにして、父と無関係に」という表現です。どれほど小さな生き物でも、天の父である神の許しがなければ地に落ちることはないと主イエスは言われます。すべてのことについて、天の神が知らずにいることはありません。
これは、人々を恐れてはならない、という教えの中で言われています。天の神を父と仰ぐ、つまり主イエスを信じる「あなたがた」は、たくさんの雀よりもはるかにまさっているのだから、いっそう天の父の御心が向けられています。だから人々を恐れず、天の父を恐れ、信頼しなさいということです。
当たり前のことのように見慣れている小さなものも、神の御手によって支えられ保たれています。主イエスにあって神を父と仰ぐ者には、その天の父なる神の御心が特に向けられているのです。
この記事に添付ファイルはありません
