今日の御言葉361 2025.12.10(水)
使徒言行録 17章26、27節使徒言行録 17章26、27節
「神は、一人の人からすべての民族を造り出して、地上の至るところに住まわせ、季節を決め、彼らの居住地の境界をお決めになりました。これは、人に神を求めさせるためであり、また、彼らが探し求めさえすれば、神を見いだすことができるようにということなのです。」 使徒言行録 17章26、27節
使徒パウロがアテネで宣教した時、町の人々が拝むいろいろな神々の祭壇を見ました。彼は世界と万物を造られた神を告げ知らせます。国々がそれぞれの国土を持ち、国境が定められていること、季節の移り変わりがあること、これらはみな神の御業です。
それは人に神を求めさせるためです。世界の各民族の区別、国境、秩序、自然界の季節等は人が神を見出すための手段であり、神はそれらの中に御自身の御業の痕跡を刻みつけられました。
冬は夜空の星が特に美しく見えます。しかしそれを眺めているだけでは神についての真の知識にたどりつけません。それでも人は自らの力の及ばない何らかの存在を感じて、いろいろな神々を作り出してきました。あるいは、神を求めようとはせず、人間を一番賢い者とし、世界は人間が治める、と考えたのでした。
人が「探し求めさえすれば」とありますが、人はその力を失ってしまい自然や世の秩序などを見ているだけでは正しく神を見出せなくなってしまいました。神に背いて堕落した結果です。
それに対して神は預言者たちを何人も遣わし、御言葉を語り続けてこられました。そしてついには独り子を遣わして、罪の贖いと赦しの道を示されました。救い主の御降誕により、神の側が私たち人間を訪ねて、神の恵みと真理を現わしてくださったのです。
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