今日の御言葉360 2025.12.4(木)
マタイによる福音書 6章13節
「わたしたちを誘惑に遭わせず、
悪い者から救ってください。」
マタイによる福音書 6章13節
主の祈りの六番目の祈りは、私たちがこの世で信仰の道を歩み通すために必要な、とても切実な祈りです。主の祈りの前半は神様について、後半はおもに私たちの必要についての祈りです。日々の糧、罪の赦し、そして誘惑と悪からの救い。主から罪の赦しをいただいた者として私たちは今日の個所も祈ります。
この世には誘惑が満ちていて、私たちが信仰の道を全うするために邪魔をします。「人はそれぞれ、自分自身の欲望に引かれ、唆されて、誘惑に陥るのです。そして欲望ははらんで罪を生み、罪が熟して死を生みます」(ヤコブ1:14,15)とあるように、私たちの内にある欲望を制御できないとそこから罪が生まれ、ついには死に至ります。この場合の「死」とは神様との断絶です。
人間の心の内から人を罪に引いていく殺意、悪意、貪欲、好色、ねたみなどが生じます(マルコ7:21,22)。そこに悪魔がつけこむので「悪魔にすきを与えてはなりません」(エフェソ4:27)。
人となられた神の御子イエスは、人の弱さと、人がいかに誘惑に陥りやすいかをご存じです。だから「誘惑に陥らないように祈りなさい」と命じられました(ルカ22:40)。
悪い者(悪)とは何でしょう。私たちを神から引き離し、罪へと誘う人や物ですが、悪魔がそれらを用いて人の欲望につけこみます。それ故堕落してしまった人間ですが、主イエスはその私たちを罪から救うために人として降誕してくださったのでした。
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