私たちは何か不安なことや心配事があると、良く眠れないということがあります。病床にある時もそうでしょう。
この作者は眠り、目覚めることを普通にしているようで、何も心配ごとがないかと思いたくなりますが、違います。周りの人に苦しめられており、多くの人が「彼に神の救いなどあるものか」と言っているのです(2、3節)。
それにも拘らず、彼は主が支えていてくださるから身を横たえて眠り、また目覚める、と言います。自分はそんなに信仰が強くないと思うでしょうか。それでも主が支えていてくださることを信じましょう。
眠れないでいる時も、主はそのような私たちの状態をご存じです。主が心と体を支えていてくださることを思い出しましょう。また、眠れない時は、他にも眠れない夜を過ごしている人がいるかも知れないと思って(必ずどこかにいます)、その人のために祈る、というのはどうでしょうか。それが誰であるかは主がご存じです。