今日の御言葉389 2026.7.1(水) 御心のままに望ませ、行わせているのは神
フィリピの信徒への手紙 2章12、13節
「だから、わたしの愛する人たち、いつも従順であったように、わたしが共にいるときだけでなく、いない今はなおさら従順でいて、恐れおののきつつ自分の救いを達成するように努めなさい。あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。」 フィリピの信徒への手紙 2章12、13節
ここだけ読むと、救いを達成できるかどうかは、人の努力次第であるかのように読めてしまいます。しかしすぐにパウロが続けて書いているように、信徒たちが心の内でそうしようと望み、努めるのは、神がその人の心に働きかけて望ませ、行わせておられるからです。
私たちは人に影響されたり、促されたり、強く勧められたりして行動に移ることがあります。それで失敗したからと言って、促した人に責任を擦りつけることはできません。しかし神の場合、ただ影響を与えたり、促したりするだけではなく、望ませ行わせることができます。しかも、それによって動き出した側の人間が、救いを受けることが結局できなかった、ということはありません。
パウロはこの手紙の最初の方で既に書いています。私たちの中で善い業を始められた神は、それを成し遂げてくださると(1:6)。業とは救いに至る業です。だから救いの根拠は神の側にあります。
しかしそれは人の心の中でそれに向けて務めよう、という望みが起こされていく中で実現していきます。そして神がみずから、その達成に至れるようにしてくださいます。主イエスの者とされている人は、決して滅びることはないのです(ヨハネ10:28)。
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