今日の御言葉386 2026.6.10(水) すべては神に向かっている
ローマの信徒への手紙 11章36節
「すべてのものは、神から出て、神によって保たれ、神に向かっているのです。栄光が神に永遠にありますように、アーメン。」 ローマの信徒への手紙 11章36節
この短い一節の中には、実に奥深い真理が示されています。この世界にある、見えるものも見えないものもすべては、神から出ている。つまり神と無関係に存在しているものはありません。
万物の創造主である神は、創造されたものを保っておられます。そして、それらがどこへ向かうのか。これもまた定めておられます。しかし私たちは神の創造された全被造物についての取り扱い説明書を持っていません。だから人間はそれを探求して、諸科学は実に詳しく自然や宇宙、人体や物質の組成や仕組みを明らかにしてきましたが、それでもわからないことは多くあると聞きます。
何のために神はこれをお造りになったのだろう、と思うものがあるとしても、神の知恵は私たちの思いや理解力を超えています。劣っている者がはるかに優れている方の知恵を評価してその作品を採点することなどできません。
現代の物理学では、創造主を抜きにして、宇宙や物質の存在を説明しようとします。神が力を奮える領域はどんどん狭まっている、と言う人もいます。しかし現代科学が宇宙の広大さや、物質の原子の構造等を解明すればするほど、逆に神の創造の御業の素晴らしさと神秘をより明らかにしてくれます。それほどまでに神の創造の御業は素晴らしいものなのだ、と知らされます。神を信じないで万物を語ろうとするのは、神に背く方向に向かうことに思えますが、実は知らず知らずの内に神に向かっているのです。
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