週報コラム 2025.12.21
信仰者が受ける恩恵
「イエスは永遠に生きているので、変わることのない祭司職を持っておられるのです。それでまた、この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります。」ヘブライ人への手紙 7:24,25
クリスマス礼拝の日を迎えました。救い主として神の御子イエス・キリストが世に降り、人となってお生まれになったことを、私たちは、この上ない神の恵みと覚えて感謝してその御名をたたえます。
この世界に住む私たち人間に対して、神は御言葉を様々な仕方で与えてくださいました。人に直接語り掛け、夢の中で告げ、預言者たちを通して御心を示されました。
そしてキリストは救い主として私たちの罪の贖い主として必要なことをすべて成しとげてくださいました。この世では罪の赦しの確信へと導き、最期まで信仰を全うできるように聖霊によって助けてくださいます。それはすべて主イエス・キリストの恩恵によるものです。
ウェストミンスター小教理問答問37と38は、信仰者が死の時と復活の時にそれぞれどんな恩恵を受けるかを教えています。私たちには、①この世に生まれてきたままの状態で受ける恩恵、そして②信仰に入ってから世を去るまでの状態で受ける恩恵、そして③世を去った時(死の時)に受ける恩恵(問37)、④最後の復活に至って神の国が完成した時に受ける恩恵(問38)があります。
①の状態で受けるのは一般恩恵と呼ばれるもので、すべての人類が広く受けるもので、特に自然を通して与えられます(マタイ5:45、使徒14:17)。②は問32~36の、救いへと有効に召され、義とされ、子とされ、聖化にあずかることで、それは救われた民が受ける特別恩恵です。そのうえで③と④の恩恵に与れるわけです。
救い主イエス・キリストは、その誕生(降誕)の時から十字架の死と復活、昇天を経て、やがて再臨、最期の審判に至るまで、私たちの救いを全うするために恩恵を注いでくださっています。聖霊を与え、天で祈りを聞き、執り成し続けていてくださるのです。
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