週報コラム 2025.12.7
神の子とされる恵み
「御父は、わたしたちを闇の力から救い出して、その愛する御子の支配下に移してくださいました。わたしたちは、この御子によって、贖い、すなわち罪の赦しを得ているのです。」コロサイの信徒への手紙1:13,14
主なる神は、私たち罪人の罪を赦し、罪から救うために愛する独り子イエス・キリストを世にお遣わしくださいました。罪を赦し、救ってくださるのは、私たちを神のものとしてご自身の民とするためです。それは言い換えると、私たちを神の子どもにしてくださるということです。
主イエスは永遠からの神の御子であられます。それに対して神によって造られ、命を与えられた私たち人間は、被造物という立場があります。その私たちを単に被造物という立場に置かれるのではなく、神の愛する子どもとして受け入れてくださる。それが子とすることの恵みです(ウェストミンスター小教理問答問34)。
神の子とされることによって、私たちは、「神の子のあらゆる特権に与る権利を持つものとなります」(問34の答)。
神のもとからさ迷い出ていた私たちに、神との親しい交わりが与えられるのですが、その特権とは何でしょう。この世での特権とは、ある特定の身分・階級・資格のある人だけに与えられる権利です。ある資格などを持っていると、それを持たない人は入れない場所に入れます。貴族や王族に生まれた人は、生まれながらに特権を与えられており、武力で王になった人は自分で王としての特権を得ます。
神の前での私たちは生まれながらには何の特権もありません。逆に罪の下で罪の奴隷という身分にあります。そこから私たちを贖い(買い戻し)、神の子の身分を与えるために、神の御子キリストがご自身を十字架で献げて代償を払ってくださいました。それにより私たちは神の子という特権を与えられました。それ故私たちは、日々御言葉と聖霊により教えられ、戒められ、摂理の恵みに与り、もろもろの助けと祝福を与えられ、信仰の道を全うできるように守られています。
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