試練のとき神の言葉が力となる | 列王記下 12章

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列王記下 12章

ただ聖なる高台は取り除かれず、民は依然として聖なる高台でいけにえを屠り、香をたいた。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 列王記下 12章4節

試練のとき神の言葉が力となる

アタルヤは、王位継承の資格のある者を次々に殺害しましたが、神は祭司ヨヤダを用いて、ヨアシュをユダ王国の王として立てられました。彼は、祭司ヨヤダの教えを受けて、その生涯を通じて、主の目にかなう正しいことを行いました(3節)。

しかし、ユダ王国は大きな試練に直面します。アラムの王ハザエルがエルサレムに攻め上って来たのです(18節)。ヨアシュ王は、先祖であるユダの王ヨシャファトらが聖別したすべての聖なる物、自分自身が聖別した物、主の神殿の宝物庫と王宮のすべての金を取り出し、ハザエルに送ったのでした(18、19節)。

こうしてヨアシュ王はハザエルの攻撃からエルサレムを守ることができました。しかし、それは神を信じない異邦人であるハザエルに聖別した物を献げる、という方法でした。すなわち、神への信仰から離れ、神殿の宝物という物質の力に頼ることによって、国を守るという方法でした。偶像礼拝のための聖なる高台で、神を礼拝し続けたヨアシュ王の信仰の曖昧さが、大きな試練に直面したとき、非常に大きな信仰のゆらぎとなって現れてきたのです。

試練が大きいときにこそ、「あなただけが主であることを知るに至らせてください」(イザ37章20節)との神の言葉に立ちたいと思います。

【祈り】

主よ、神の言葉によって、試練に打ち勝つ力を与えてください。

玉井 宣行(東部中会)