シュネムの女性に対する神の恵み | 列王記下 4章

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列王記下 4章

すると彼女は言った。「わたしがあなたに子供を求めたことがありましょうか。わたしを欺かないでくださいと申し上げたではありませんか。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 列王記下 4章28節

シュネムの女性に対する神の恵み

預言者エリシャは、さまざまな人たちと交流を持っていました。貧しい人も裕福な人も、男も女もですが、預言者としての働きもその人びとの中でなされます。4章には比較的長く述べられる奇跡が二つと、短くまとめられたものが三つあります。

第一の油の奇跡が有名ですが、今回は第二の奇跡を見てみましょう。シュネムにいた裕福な女性がエリシャのために休憩場所を提供しました。何か求めるものがあるかなと思ったエリシャが尋ねると、「何不足なく暮らしている」という返事です。けれども、子どもがいないことが分かり、彼女に「来年の今ごろ、あなたは男の子を抱いている」と告げました。そのとおりになりましたが、その子どもが急死してしまいます。彼女は夫にも知らせず、五十キロも離れた所にいるエリシャのもとに急いで行き、言いました。「わたしがあなたに子供を求めたことがありましょうか」。

感情が高ぶっていますから、言葉も激しいのですが、彼女の態度は常に一つです。エリシャだけが解決できるという、預言者の権威を正しく認めていてこその態度です。また、「主は生きておられ」ますと言って、主に依り頼みます。彼女の名前もわかりませんが、見倣うところのある信仰の持ち主だったと言えます。

【祈り】

生ける神よ。私たちが絶望に近い思いになるときも、どうかあなたの解決に委ねられますように。

高内 義宣(ひたちなか教会)